人の力量
本日、まーぼうさんが国会議員の誇りについて述べておられます。最近の自民党の中を見ていると情けないですね。特に小泉チルドレンの一部(大部分かな)。前回のおかしな解散でブームがおこり、そのおかげで当て馬みたいなTゾウ君まで当選した、まかり間違ってといったら失礼で言い過ぎかもしれませんが実力不足でも当選した人が多いと思います。
それを当選しなかったら麻生氏のせいなんて、前回と逆でハンディがあるのは間違いありませんが4年の間に実力をつけておかなかったのがだめなんですね。よくいわれるのは「初当選は期待票、2回目以降は評価票」なんですから。
滋賀県の小泉チルドレンはそんな人と違って一生懸命やっておられる、むしろそんなくだらない呼び方はされていません。しかし、それでも当選は厳しい模様らしいです。前回、1区のU氏(長浜出身)は当選しましたが万が一落選しても比例区で当選したでしょうし、2区のF氏は比例区で当選しました。今回も比例区でどのあたりに順位が来るのかわかりませんが、自民党もU氏のような人は名簿上位にして上げて万が一でも残して欲しいと思います。
人の実力は逆境の時に判るといわれます。U氏も今回は政治の本当の実力が問われるのでしょうね。
政治に限らず、私達の仕事でもそうかもしれません。スポーツの世界でもそうですが、ちょっとうまくいったからといってそれで実力があるとカン違いしてしまう人がいます。また、実力が何かわからずに力をつけて行こうとしない人がいます(若いころの私ですね)(笑)
今、影が薄いですが大相撲。大関・日馬富士が横綱がかかっています。横綱・白鵬が「1回では通さん、壁になる。」といっています。横綱昇進は「大関で2場所連続優勝もしくはそれに順ずる成績」とこの内規は非常に難しい。そのくらいの力がつかないと横綱になれません。
人というものは何かをしようとすれば実力をつけなければなりません。その実力の評価は自分がするものではありません。あくまでも他人がするものであるということを私も肝に銘じて少しは(笑)努力して行きたいと思います。
夏休み解散
麻生首相、やっと決めましたか。最初は今日解散して投票日を8月8日(土)にするといっていました。もし、その通りなら、前回の解散が同じ日に郵政民営化が参議院で否決され、小泉元首相が「郵政民営化イエスかノーか?」とわかりやすいキャッチフレーズを出して解散した日となり何か因縁めいたのに。前回の選挙は国民はうまく乗せられたと言うか自民党が圧勝の選挙になりました。
あのとき、ちょうどテレビで扇千景参議院議長が「郵政民営化法案は否決されました。」と宣言、テレビのテロップに大きな文字が出たそのあとでした。長浜病院から電話、父がもうあの世に行くということ。早いですね、もう4年です。
それが、21日に解散、8月30日投票。夏休み全部(実際は新型インフルの影響で少し短くなりますが)を使って衆議院選挙ですか・・・・。私も知らなかったのですが解散から投票日は40日までの間で決めるんだそうですね。
夏休み全部が選挙期間となりますと、観光関係は痛いですね。選挙運動に関わる方は旅行などができません。夏休みは結構移動されるのにそれが期待できなくなります。インフルエンザの影響が出ているのに。8月8日ならまだましだったのにと思います。
本日のテレビによると8月の選挙は、帝国議会の時代以来、107年振りだとか。日本を変える選挙にしたいですね。
前回は小泉氏のうまさに乗せられ自民党を圧勝させてしまい、国民は気がつき次の参議院選挙で民主を勝たせてしまいました。今話題の桝添氏が安倍さんが首相になった時、「国民はこの前の衆議院選挙で自民に勝たせ過ぎたと思っているから次の参議院では自民党は必ず負ける。だから安倍内閣は持たない。」となり、その通りになり、今日の混乱をもたらしました。
間違っても一時のブームやフィリングで判断するのではなく、マニュフェストの根底と日本の未来を見つめて判断したいものです。