プレッシャー
催事の間 今までは息子と一緒に昼食を食べたり、休憩を取ったりしていましたが、今回は全部バラバラで。
息子は今までの催事に比べるとお客様へのお声掛けも、説明も慣れてきたなぁという印象を受けましたが、私に10分毎に、今何時?今何時?と聞いてきます。
どうも時間がたたなくてイライラしているようでした。
親戚の叔父さんや、叔母さんが来てくれたり、お客様が「立派な跡継ぎとして頑張れよ」と励ましてくださるお声がけをプレッシャーに感じたのか、「もう無理」を連発。
親と一緒なので、余計に甘えが出るのかもしれません。
私も変な所に気を使わなくてはならず、精神的にいつもの倍疲れました。
でも、いつも顔なじみの大阪の教育委員会に行っていらっしゃる先生が来てくださって、「大丈夫よ、プロの目から見てそう思うんだから、そう言ってあげてね」と暖かい励ましのお言葉をいただいてほんとうにありがたかったです。
一度は2日目くらいに「もう滋賀に帰りたい」と言っていた息子。
せっかく1週間分の宿も取ったのに、キャンセルしなきゃいけないかな~
先払いだし、宿代返ってこないんだろうか~(T_T)なんて思ったりしていました。
もうこれはダメだなと思って、少し早めに宿に帰した息子からラインが届き
「ごめん やっぱり7日は頑張るわ。まぁ多少やけになってたから・・・」
そうか、そうかと胸をなでおろしたり、そうかというと「やっぱり俺には接客は無理やわ」と言ってみたり息子の一挙手一投足に喜んだりがっかりしたりとほんとうに人を育てる難しさを思い知らされてました。
それでも私の食欲が減ることはなく、いやそれ以上に爆食いしてしまうのでした。
結局息子は最後まで泊まって、最終日は早めに帰郷。
兄貴のようにお世話になったお隣の蔵元さんと仲良くなってお昼をご馳走していただいたりとそれなりにコミュニケーションも取っているようでした。
そのお子さんにとお土産を買って渡したり、友達や父親にお土産を買ったり。
そういうところは気が効くのになぁ。
「二度と大阪には行かないから」と捨て台詞を残して帰って行きました。
そんなら接客好きのお嫁さん早くもらってくれ~~~~!