取材
昨日は家鴨あひるさんと出版社の方とカメラマンの方が来てくださいました。
ご紹介いただくと、出版社の方の奥様は読売新聞の滋賀県民情報の記事でお世話になった方だったり、カメラマンの方も奥様とご縁があったりと、お話を伺ってびっくり。
いや~世間は狭い。
以前来てくださった時には、母が取材を受けてくれていました。
今回は、フェースブックの方から私に家鴨さんからご連絡をいただいたので、私が応対させていただくことになりました。
雨の降る中お越しいただき、まずは蔵の中を案内して、そこで色々と酒造りのことなどを話させていただきました。
カメラマンさん、やはり見られるところが違います。
これが仕込蔵の扉ですが、興味を示されたのが
ここの部分
あと、仕込み蔵の二階に上がっていいですか?とおしゃいます。
まだ搾り袋がロープに干してある状態だったのですが、上がってもらってそこで興味を持たれたのが滑車
今は、もうほとんど使っていないのですが、昔はこれで重いタンクなどを降ろしたのでしょう。
私は凹んだデジカメで写しているのでこんな感じですが、きっともっと味わい深く撮ってくださったのだと思います。
これが梁。
この建物は大正時代に建てられたもののようです。
最後に私の写真を取ってくださいました。
母の靴を借りて履いていたので
「すみません、下はカットでお願いします」と厚かましく注文をつける始末。(^_^;)
『近江の酒蔵』の改訂版に少し載せていただけるようです。
3月21日の『地酒BAL』でもまたご一緒させていただける家鴨あひるさん。
滋賀県の日本酒蔵を応援してくださっている気持ちがひしひしと伝わってきました。
「その気持は誰にも負けません」ともおっしゃっていました。
滋賀の酒蔵もついこの前までは50蔵以上あったのが、今では35蔵くらいに減ってしまいました。
なかなか生き残るのは厳しい世界ですが、なんとか続けていかなければと、家鴨さんにお会いして改めて強く思ったのでした。