メジャー観戦の思い出

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 アメリカへ渡った私は、自分の英語力のなさに改めてびっくりしました。3年前に大学を卒業する前にわが母校の同窓会主催のヨーロッパ旅行に参加し、英語が大の苦手科目であった私の英語でも意外と通じることに面白くなりそこそこは行けると思っていましたが、それから3年の月日は大きなブランクでした。


 ニューヨークのケネディ空港に降りて、どうしたらいいか、警察官に聞くと、彼の英語がさっぱりわかりません。警察官は日本人を捜し、その日本の方が親切に、その日泊まるホテルへ行く方法を教えてくれました。そのあと、警察官は「私は東京へ行ったことがある。東京とニューヨークの夜は全然違う。ベリーベリーベリー・・・ケアフリー。」と言いました。


 ホテルに着いてホテルの従業員にクーポン券を見せると、不愛想に応対します。そしてホテルマンが部屋を案内してくれました。「日本人か韓国人か?」と聞くので「日本人。」と答えて部屋に行くと、知らん顔をする私にチップを要求します。


 翌日、親切なホテルマンがいて、今いる場所をしっかり地図上で教えてくれました。そして、ニューヨークの街を歩いていると、私の好きな格闘技の聖地でもあるマジソンスクエアガーデンがありました。そしてそこの地下にペンシルベニアステーションがあり、当時のアメリカの新幹線というか特急列車のメトロライナーの乗り場でした。そのとき、午後からのボストン行きのバスに乗ってボストンへ行き、ボストンの後ワシントンへ夜行バスで行き、そしてニューヨークに戻る計画を立てました。というのは、私が見たいメジャーの試合が、その日からボストンでレッドソックスの試合、数日後にニューヨークのヤンキースタジアムでヤンキース対インディアンスの試合が組まれていたからです。それに合わせてワシントンーニューヨーク間の指定席を取りました。



 そして、私はボストンへ。バスに乗るとおばさんがどこから来たのか?ボストンへ行くのか?などと聞いてきます。そしてボストンへ向かいました。夜遅く、20時か21時にボストンへ着きました。バスを降りた瞬間に思ったのは、喧噪のニューヨークの後でしたので別世界。「なんと落ち着いたいいまちだな。」と思いました。さて、本日泊まるとこを探さないと。地球の歩き方を見て、めぼしいホテルを探します。YMCAがみつかり、電話をしました。相手が出て「しまった。英語で話さなアカン。」必死にしゃべり、ホテルを予約。さて、そこまでいかなアカン。学生らしいカップルに尋ねると相手の言葉がわからん。二人はバスを教えてくれ、運転手に最寄りの停留所に着いたら教えるように言ってくれました。着いて降りると他の外人が親切にまた教えてくれました。


 YMCAに着くと、キーと朝食券をくれ、シャワーを浴びました。ちょうどボストンマラソンが終わったころでしたので完走者の名簿が貼ってありました。また、NBAのプレーオフのころでテレビで放送していてアメリカのプロバスケットの迫力に魅了されていたところでした。


 翌朝、また学生に聞くとわからないので、親切にバスターミナルまで乗せてってくれまして、これでボストン観光をしました。(続く)



 

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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