21世紀枠と学生スポーツ

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 昨日の選抜高校野球で今大会80年余り振りに21世紀枠で出場した、愛媛県有数の進学校である松山東高校が東京都代表の常連でもある二松学舎大学附属に接戦の末、勝利しました。

 この21世紀枠は選抜独特で選考委員による選考で選ばれた学校だけが出られる春の甲子園大会は21世紀に入るころから「野球だけでなく、地域貢献しているとか、学校づくりなどで顕著にいいものを出している学校。」が選ばれるようになりました。そのためか、2009年の彦根東のように主に進学校など文武両道の学校が選ばれることが多いですね。



 ただ、いくら文武両道とはいえ、野球の力が全くないと試合にはなりませんから、都道府県大会でベスト8、126校以上参加の都道府県はベスト16以上に秋の大会で入っていることが条件です。

 一応、各都道府県から1校か2校、21世紀枠の推薦を受け、それが地域選考で近畿地区から1校など選ばれるようです。彦根東は2回地区代表になり最初は落ちましたが、2009年は代表選出されましたね。滋賀県からはこの1回だけです。ちなみに県の代表になっている学校は、今年は膳所だったようです。その他には米原、八日市、八日市南、石山、守山などがあるようで、八日市などは何度も選ばれていますね。残念ながら虎姫は選ばれたことがありません。私が高校卒業したころならベスト8に入っていたので県代表くらいにはなれたかな?いつも言っていますが、死ぬまでに1度くらいは推薦されて欲しいですな(笑)。



 さて、今選抜大会は21世紀枠の和歌山の桐蔭高校も旧制・和歌山中学でかつては最多出場を誇り優勝もしている名門ですが、今では進学校で甲子園出場は困難なようです。


 今大会は結構進学校が出ているようで、桐蔭と対戦した愛媛の今治西も愛媛県有数の進学校。愛媛の代表は進学校と言うことです。また静岡高校も進学校。静岡は県の中で裁量枠と言うものがあって、私学によく似た、推薦入学があるようです。それでも、全く勉強ができない生徒では後が大変ですから、入学はできないそうです。



 偉大なる先輩くんさんと私が出た大学は、以前はスポーツ推薦で入学する学生が多かったです。私は無謀にも柔道部に入ったことがありますが、同級生でインターハイでベスト8に入った選手がいましたが、彼は自分の名前も漢字で書けないのではないかと言われるくらい勉強ができませんでした。

 やはり、高校生レベルでは天性の柔道センスでそこそこ行けましたが、最後は文武両道に近いものに抜かれて歯が立たなくなってしまいました。やはりスポーツも最後は頭の勝負になってくるということでしょうか。



 この21世紀枠。地域との関わりなど、他では見られない学校の役割などを見直すことができる素晴らしい制度だと思います。早く虎姫がまず県で推薦を受けられるまでに強くなってほしい。そして生きているうちに甲子園に出て、今では勝たなくても2回の表裏に聞けます。日東第一の校歌を聞かせて欲しいものです。

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