桑酒詰め
この日の桑酒詰め、外はひどい雨。
蔵の中も薄暗い。
最初はいっぱい詰めるからこのタメいっぱいに出します。
300mlはすいすいと詰められます。
問題はこちら、500ml徳利。
口が小さくてコルクが入らない。
相棒はため息ばかりつきながら、「詰め殺し」でコルクをしめます。
「昨日はあんなに快適な仕事やったのに~イライラする!」と言いどおし。笑
詰め殺し~
ああっ!
と、相棒。
「どうしたん?」
詰め殺ししすぎてコルクが割れた。
殺しすぎたか~。
200mlの瓢箪、これも口が小さくて上手に入れないと口から桑酒が溢れ出します。
上戸も極端に小さい。
慎重に、慎重に。
ここで相棒はバイトの時間が終わり帰って行きました。
あとは私一人で残業。
これはコルクが小さいから木槌で打つだけでなんとか口に蓋ができます。
これ打ち出の小槌やありません
打つで木槌
さあ、割れてしまったコルクなんとか取り出さないと。
「おと~ちゃ~ん、出番です」
長い一日
昨日は予定通り桑酒詰め。
ジャーと出しまして
これをうんこらしょと運びます。
これがけっこう重い。
相棒と一緒に持って運びます。
まずは900ml徳利。
500ml徳利を詰めました。
この日はたくさんでおそらく午前中には終わらない。
ということは「つめ殺し」を使う、けっこうお手間入りの作業はバイトの相棒がいてくれる午前中にすませたい。
毎度おなじみ「つめ殺し」
じいちゃんに言わすと、これはなかなかの骨董品らしい。
これでコルクを1個ずつ潰しながら徳利の口に入れていきます。
案の定、200ml瓢箪の途中でお昼になってしまいました。
午後からは前日から頼んでおいた長男に手伝ってもらいます。
長男は手伝って欲しい時は前日までに言うことが条件らしい。(笑)
でもやっぱり男の子、ヘッドホンかけて私と話そうともしません。
二人で黙って桑酒詰め。
ほんま愛想ないわ~。
300ml徳利も詰めました。
私がタメに桑酒を入れて運んでいても、手伝おうとはしない長男。
知らん顔でヘッドホン聞いてる。
ほんと気が利かないのよね~。
こっちも頼むのも面倒なので一人で持って運びました。
終わったのが夕方。
晩ご飯の買い物に行って
晩ご飯作って。
洗濯場の掃除をしようと決めていたので、それをしていたら21時になってしまいました。
なんだが腰が痛いぞ。
一人で桑酒 持ったのが悪かったか。
それから母屋に行って、27日着の荷物の発送が4件あったのでそれをしてしまわないと。
ほんとうは26日の午前中にするはずだったんだけれど、急遽瓶洗いと瓶詰めをすることになったので夜の間にしておかないと27日必着が間に合わない。
仕上がったのが22時。
やれやれ長い一日だった。
腰にモーラステープ貼って寝よ。。。
これとっても効きます。
これで一安心
昨日は朝から張り切って桑酒詰め。
今年初の桑酒詰め。
まだたっぷりあるわ、桑酒。
勢い良く出ます。
200ml詰めます。
相変わらず口が小さい。
漏斗も小さい。
手がでかく見える。
300ml徳利。
これは口が大きくて詰めやすい。
去年の10月にこれ710本詰めたなぁ~
500ml徳利。
これも口が小さい。
この辺りから『つめ殺し』本領発揮。
コルクを殺さないと徳利の口に入りません。
じゃこちん、出たよ!あなたの好きな『つめ殺し』(笑)
900ml徳利。
500mlと900ml、大きさ違えど口の大きさは同じくらい小さいのです。
漏斗との隙間も塞がってブクブクと噴いて出てきます。
ちゃんと空気抜きの線は入っているのに。
午前中にやれやれひとまず桑酒の在庫はできました。
午後に長浜の配達に出かけました。
無農薬の山田錦を作ってもらっている よんのり の所へお酒とお米の精算に。
もう一件配達。
今重屋敷
ここは元造り酒屋さん。
うち大ばあちゃんの親戚でもあります。
立派な能舞台。
ここで週末14日は長浜出身、虎姫高校出身の プロ尺八奏者 武田旺山さんの演奏会が開かれます。
年末に頼んでくださった、しぼりたて生酒と、純米吟醸生酒を持って行って参りました。
ゆっくりと中も見せていただきました。
2階には能の衣装やお面などが展示されていました。
15日には謡初式 神歌 古橋正邦さん 古橋正明 さん
仕舞 「高砂」「猩々」
独調 「薪の段」 西川望さん
古橋正明さん
謡 「鶴亀」
地元愛好者による能楽の集いも行われるようです。
使われなくなった酒蔵も見事に甦って木のいい香りがしました。
武田旺山さんの尺八聞きに行きたいなぁ~。
びったんこ
前日に手袋をはめて(前日のタイトルは油甚さん監修のもと「手袋は履いたらあかんの?」に変更)
洗った残り400本の徳利。
正確には413本の徳利に桑酒を詰めました。
私が詰める準備をする間にバイトの相棒にコルクを数えてもらいました。
途中で割れたり漏れたりする徳利があるといけないので少し多めに焼いてもらいました。
まずは熱湯で器具を殺菌消毒。
大きなタンクからいつものように桑酒を出して
運びます。
けっこう重いのよね、このタメ。
ひたすら詰めます。
あたり一面桑酒のいい香り。
何回運んだでしょう、「あと空徳利はいくつある~?」と何回聞いたことか。
やっと全部詰められました。
今回はコルクの数と徳利の数はぴったんこ。
あとは仕上げをするばかりとなりました。
まだ先は遥か遠く。
期日は間近。。。
バイトの相棒と力をあわせてがんばります!
なかなか手ごわい桑酒詰め
さあさ、始めましょ。
店頭に残り少なくなった桑酒を。
いつもギリギリね。
今回瓶詰めにはいる前に色々と手間取ってしまって始めるのが遅くなってしまいました。
いつものように桑酒をタンクから出して、よっこらよっこら机の所まで運びます。
200ml瓢箪を詰めて
300mlを詰めていたらあっという間にお昼になってしまいました。
少し数が多かったのね。
バイトの相棒は私を残して帰って行きました。
Come Back To me~!
休憩してたら午後からの配達が遅くなると思ってお昼も食べずに一人黙々と詰めておりました。
もちろん蔵の扉は開けたまま。(ここらへんが確信犯)
そこに通りかかった旦那様。
「手伝おか?」
「よろしく!」
久々の「つめ殺し」の出番。(じゃこちん、待たせたなぁ)笑
500mlと900mlはほとんど口の大きさ同じ。
300の源蔵徳利より口が小さいときている。
うっ、重い、徳利落としそう。
やっと詰め終わったのが午後3時。
それから器具や枡などを熱湯消毒して前日に用意しておいた配達の商品を持って長浜へGo!
純米待ちの配達が3件あったので、なんとか無事に配達を済ませてやれやれでした。
車を運転しているとあまりのいいお天気で車の中は暑いくらい。
何を着ていいのかわからないわ、最近。
今日からは詰めた桑酒の仕上げをしていきます。
ちょっと一息つけました。\(^o^)/オワタ