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湖の琴

テーマ:ブログ
木之本を北に10分ほど行くと余呉湖がある。
この湖も冬場はワカサギ釣りのお客様で賑わう美しい湖だ。
余呉湖も昔から色々な伝説があって、羽衣伝説もその一つだ。

水上 勉氏の「湖の琴」はこの余呉湖を舞台とした少し悲しい小説だ。
私も知ってはいたもののなかなか読む機会がなく、読みたいなぁと
思って何年が過ぎた。思い切って木之本の図書館で借りて読んでみると
なんと、小説の中にお客さまをおもてなしするシーンに山路酒やの桑酒を
へべれけに飲んで・・・という一文が書いてあった。あんな甘い桑酒をへべれけに
なるまで飲む?とちと疑問ではあったが、なんだかすごく親近感が沸き
一気に読んでしまった。

昔から木之本は桑畑が広がり養蚕の盛んな地域で、この小説も絹糸の
糸取りの舞台として西山や大音のことが詳しく書かれていた。

その酒盛りの場所が、想古亭源内であったりと、きっとこのあたりを
小説を書くにあたって水上 勉先生はぶらりぶらりと歩かれたに
違いない。

興味のある方は、一度読んでみてくださいませ。

天然記念物

テーマ:山路農園
我が家には庭に毎年ある生き物が卵を産みます。

天然記念物に指定されているモリアオガエルの卵です。
産卵した泡の中に無数の卵があって、ちょうど下の池に

たくさんのおたまじゃくしが泳いでいます。

蔵には酒粕を狙って日本アナグマも出没します。
うちの番犬の柴犬のココが勇敢にもアナグマめがけて突進しますが、あえなく撃沈ダウン
耳と前足をかまれて戻ってきました。やはり野生の動物にはうちのお嬢様は太刀打ちできなかったみたいです。

昔は酒のタンクの裏に狸が住みついていたり、庭のびわの木には山から猿が食べに来たり、さながら動物園のような我が家です。

何年か前には近所の伊香高校の鶏小屋に熊が出たりとまだまだ自然いっぱいの木之本です。

ユニフォーム?

テーマ:ブログ

皆さんも時々どこかで目にされたことはありませんか?
造り酒屋によくぶらさがっているものです。
これは杉玉といって、今はもう茶色になっていますが、新酒の搾れる頃には、きれいな緑色の杉玉が軒先に吊るされます。茶色から緑に変わった頃を見計らってお客様は搾りたての新酒をお買い求めになってくださるわけです。
店の前を通る小学生たちは、「何やこれ!蜂の巣か?」ニコニコ(男の子)
なんて声も聞かれます
こんなんや


実際いにこんなのが蔵の軒先にはよく巣を作っていますが・・・

ところで山路酒造にお越しになったお客様はご存知だと思いますが、うちには大女将がおりまして、うちの母ですが、この母がうちの看板娘?でございます。天真爛漫で元気がよく、「いらっしゃいいませぇ~音符」といつもお客様をお出迎えいております。
私は裏方担当で瓶洗いをしたり、瓶詰めをしたり、検瓶、レッテル貼り等々しております。
ユニホームは削除
ビニールのエプロンと長靴はなせませんねぇ。外を歩いていると魚屋さんに間違われそうですが、必需品です。

お越しの節は一言お声をかけていただきますと、奥の蔵からそぉ~と現れますので、どうぞその時はよろしくお願い致します。

お中元の季節です

テーマ:ブログ
お中元という風習はいつ頃からあったのでしょうか。関東ではお盆が新暦の7月の15日といわれ、関西は旧暦の8月15日がお盆といわれています。お盆までにお中元をお世話になった方々に贈るということで、関東と関西では送る時期も微妙に違ってきます。
私たちの蔵でも6月頃からお中元の準備がはじまります。ちょっとしたきっかけでうめだ阪急百貨店さんのカタログに載せていただくことになって、10年くらいになります。
朝、注文のFAXが届きます。削除
北国街道の純米吟醸に、1本1本水糊を刷毛でのばしレッテルを手貼りします。かわいいわが子に洋服を着せる思いで、1本1本。お客様においしいといってもらうんだよ!の気持ちを込めて。後は紫の和紙のカッパをして紫の房で結んで出来上がり。
箱詰めにして純米酒と純米吟醸のセットの出来上がり。
ダンボール梱包をします。削除
車に積みこんで宅急便の営業所まで車でGOです!削除
近頃の原油の高騰のため、お酒を詰める瓶が値上がりし、もちろん瓶洗いや瓶詰めに使う灯油の値上がり、ひいては化粧箱、梱包用のダンボール箱まで軒並み値上げ。かといってなかなか商品の値上げをするのは難しく、厳しい世の中になってきました。
とはいえ、仕事があるのは幸せなことかなぁと思いつつこの時期はいつ注文が入るかわからないので、毎日待機状態です。

はじめまして

テーマ:ブログ
ここは木之本 北国街道 山路酒造。

この北国街道沿いで酒を造り続けて470年余り。時は室町時代の終わり頃。

金沢城下を起点とし、鳥居本で中山道と合流する北陸と京を結ぶ主要道が

北国街道で、木之本宿は「北国脇往還」の起点でもありました。

今も少量生産ではありますが、お酒を造っております。

銘柄は北国街道

商売をしているにもかかわらず、いまだにホームページがない数少ない商売屋です。病気(女の子)

只今、作成中につき今暫くお待ちくださいね。

山路酒造では清酒のほかに桑酒というちょっと珍しいお酒も造っています。

桑酒はリキュールで餅米と麹米と桑の葉を使って独特の製法で造ったとろりと

甘いお酒です。よく冷やして氷を浮かべでロックで飲んでいただくととっても

おいしい食前酒になります。

ちょうど今が桑酒の絞りの時期でこれを絞った粕が、みりん粕です。

こぼれ梅ともいい、昔はおやつにほんのり甘いこぼれ梅をたべたとか。

今は酒粕とみりん粕を混ぜて瓜やきゅうりを漬けるととてもおいしい奈良漬ができあがります。

私も漬けました。削除

お盆の頃が食べごろでしょうか。楽しみです音符

ブログ書くのも初めてで、何もかも初心者の私ですがよろしくお願い致します。










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プロフィール

ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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