蔵の中で

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昨日は一日中、誰にも邪魔をされず一人で黙々とやりました。

 

 

 

にごり酒詰め2回戦

 

 

 

 

 

 

あと半分くらい

 

 

 

 

 

 

ひたすら詰める・・・

詰める・・・

黙々と詰める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこのように蛇の目お猪口に枡を置く。

 

けっこう、ここにたまりますのん(*v.v)。

 

 

 

 

 

 

 

 

口を綺麗に殺菌水で吹いて栓をします。

 

実はこの栓

 

毎年空気穴の開いている栓にしていました。

去年のにごり酒がすごくおとなしめだったので、父が普通の栓で大丈夫と太鼓判を押しました。

発送するのにもとても楽でした。

 

 

そこで 始めの半分は穴の開いていない普通の栓をしたんです。

炭酸ガスが抜けないように わざとそうされてる蔵もあります。

 

 

去年は、お客様から「なんでピチピチならないんだ」というクレームも言われたこともありました。

去年はちょっとおとなしすぎました。

私みたいに。

 

 

ところが、やっぱり生きているんですね、酵母が。

 

今年は「シャンパンフラッシュしてしまいました」とか

「噴き出てもったいなかったけどおいしかった」とか

 

3件ほどこのようなお話を聞きました。

一応、冷蔵庫で冷やしていただいてからゆっくり開けていただくと大丈夫なのですが、暖房の部屋などに置いておかれたり、振動した車の中から降ろしてすぐに栓を開けたりすると噴くようです。

 

 

 

そこで後の半分はいつもの穴あきの栓をすることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これね。

 

横にすると少しずつ漏れます。

 

 

 

 

 

 

 

底に枡がつくくらいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

900mlの瓶は全部詰められました。

 

 

 

 

 

 

1升瓶は6本だけしか詰まりませんでした。

この日のうちに全部詰めるはずだったのに~

 

 

 

ここでドクターストップじゃなく、じいちゃんストップがかかりました。

 

 

「もうそのくらいにしとき~」

 

 

日もとっぷり暮れていました。

 

 

味見はしたかって?

 

 

そりゃ~もちろん。

 

 

品質管理は重要事項ですから。

 

 

私ってこういう黙々仕事って好きみたい。(*^_^*)

 

 

特ににごり酒の・・・プププッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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