スーパースターミスタージャイアンツ
本日のスポーツ界の一大行事といえば、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに国民栄誉賞の授与でしょう。
長嶋さんは私の母と同じ年の生まれ(学年は長嶋氏が一つ上ですが)。タイトルにもあるようにミスタージャイアンツと言われ、チャンスやここぞというところでヒットやホームランを打つ、まさに記憶に残る、野球ファンを魅了するプレーをする人でした。
今日は平成16年に脳こうそくで倒れて以来、ファンの前でスピーチをするということでした。さすがにもつれたところはありましたが、本当に力強いスピーチでした。ファンとして目頭が熱くなりました。原監督も泣いていましたね。まだ原監督なら全盛期を知っているでしょう。わたくしは、最後の一花で5度目の首位打者をとったころかな。それでも6連覇を果たした日本シリーズのロッテ戦。第4戦でロッテが一矢を報いたときでしたが、王・長嶋の連続ホームランを覚えています。そして昭和49年の引退試合となった巨人ー中日のWヘッダー。学校が終わるとすぐに飛んで帰って見たのも思い出にあります。
最高の始球式となった今日の試合。投手・松井秀喜、捕手・原辰徳、チーフアンパイア安倍晋三、そして「4番・サード・長嶋茂雄」(本当は1番なんですけどね。実際に1番長嶋は昭和49年に1度ありまして、新聞のスポーツ欄に大きく載りました)。最高の響きですね。
この二人の国民栄誉賞。日本人に本当にいい影響を与えてくれたのにふさわしい賞でありましょう。球界のスーパースターは青少年のお手本でしたね。
長嶋・王の二人が少年時代に活躍したこと。そして松井が私たちに「やらなあかん。」と喝を入れてくれた。私たちの世代はプロ野球とともにあったのかもしれません。