審判のジャッジ

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 昨日のオリンピック柔道の谷本の内股は素晴らしかったですね。久しぶりに日本柔道というものを見せてもらいました。相手のフランスの選手もしっかり組み合って本当に見ごたえのある試合でした。

 この試合の前の3位決定戦。先日記述した日本から選出の藤猪先生が主審をしておられましたが、やはり素晴らしい判定でした。決勝戦の審判もよかったです。だから内容の濃い試合が出来たのではないかと思います。

 私の独断ですが、よい審判の条件(柔道に限らず他の競技においても)は次の3つを満たすものだと思います。
それ以前に観客の声援などに左右されない毅然とした態度が取れる事が条件ですが。

1、その試合において判定にブレがない
  野球などわかり易い。審判によっては同じ所へ投げてもストライクになったりボールになったり。よい投手は投げているうちに「ここは今日はストライク」「この高さは今日はボール」と把握してピッチングを組み立てるのである。それなのに判定がばらばらではなんともならず。試合がおかしくなる元です。よく選手が判定に怒りをあらわにするのはこれが元で、きわどい判定が起こったとき、たまっていた鬱憤が爆発するのです。

2、試合やゲームがよくなるように適当なところでリセットする
  サッカーやラグビーでの反則があった際のアドバンテージの取り方などは典型的な例。柔道では試合の流れがおかしくなれば「待て」といって開始線へ戻しリセットする。ボクシングでも同じ

3、試合を妨げることなく、正しい判定が可能な位置に必ずいる
  野球でクロスプレーになったり、相撲で同体など、もつれたときに正しい位置にいないと誤審が起こる。名審判といわれる人は流れを見てその位置にさりげなく移動している。シドニーオリンピックの柔道の篠原が負けた世紀の誤審はこの正しい位置を審判が取れていないのも原因です。
 

 要するにそのスポーツがわかっていないと無理だということです。だから、素人では審判が出来ないのですね。
柔道などの格闘技は上の3つのうちの2が大切。これを見るとまた楽しみが出ます。

 話しは違うけれど、来年からの裁判員制度どうなるのかな。人生の正しいジャッジはどうするの

 

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