修業塾出身の三役
本日、各山組が発行するパンフレットのうちで翁山のものを奇合の方がお届けくださいました。さすがに油甚さんの山だけあり色々と興味深い内容が載っています。じんとにっくの文章もありました。
さて、先日観光協会でしょうか、どこが発行しているのかが、わからないのですが曳山祭りの祭典行事日程表をいただきました。これには日程・狂言執行場所のマップの他に各山組の外題、三役、役者の紹介が載っています。
今回驚いたのは三役(振付、太夫、三味線)の紹介です。4つの山組全部を合わせると当然12人おられます。その中で常盤山と翁山、それぞれの太夫と三味線が三役修業塾の出身者であります。12人中4人、つまり三人に一人という事になります。その中の一人が竹本甚太夫さん、我らが油甚さんであります。
実際、今回は暇番ですが三役全て修業塾の方という山もあります。この塾生の中には他の地域の曳山祭りなどにも呼ばれて出ておられる方もおられます。プロでないということに異論を唱える方もあるかもしれませんが、プロでないからこそ違った素晴らしさが出てくるのではないかなと思います。
甚太夫さんの美声など今回もまた見所がたくさんです。甚太夫さんを見ていると私も太夫をやりたくなってきた。
そうすると名前はどうしようかなと、まだやってもいないのに勝手に思ったら、甚太夫さん曰く
「飯゜(ぱん)太夫でええやないか。」
明日、曳山交替式
本当にいつまでも寒いですね。今日は用事が会って大津まで行きました。毎年このころ行きますので「昨年は満開に近かったのに今年は全然だろうな。」と思ってみてみますと意外や以外、結構咲いていました。それでも昨年ほどではありません。
さて、4月の第1土曜日である明日3日は曳山博物館に収納されている本年の出番の曳山が出番に備えて自町の山蔵に帰るのと、それに替わって来年出番の山が博物館に入る「曳山交替式」が行われます。
曳山博物館ができてから毎年行われていますが、何年か前から「曳山交替式」と名付けられました。祭りが近づき春の訪れを告げる意味でも非常に楽しくウキウキする行事であります。山組みは3年に1回出番が回ってきますが、これで3年に2回は曳山を動かさなくてはならなくなり負担人などは結構大変です。
昨日、曳山博物館で高所作業車を借りてO君と一緒に当店前の時計を動かしました。そして今日は石畳の目地の損傷を防ぐために板を貼り付けました。
明日はいい天気だとか。祭りは13~16日はいい天気であって欲しいですね。そのためには9~12日の裸参り。寒く、雨や雪が降っても我慢していただきましょう(笑)。
今日から変わったもの
4月1日は当たり前ですが年度始め。制度なども変わる日であります。毎年4月1日の新聞は「今日からこう変わる」と見出しが出て制度の変更を言いますが覚えられませんね。
テレビを見ていたら今から23年前、昭和62年3月31日に国鉄が終了し4月1日から分割民営化のJRになったのだとか。消費税が始まったのは平成元年の4月1日。当時の税率は3%でした。それから何年か忘れましたが現行の5%になり、6年程前には総額表示制になりました。
当時100円なら税込み105円となるのですが150円だと税込み157円でも158円でもないし弱りました。といいますのは150円1個だと157円ですが2個だと315円。つまり、2個買うと1個ずつ2つ買うより1円高くなります。
こういうときにせこいお客様がいるんですね。そういう人への対策は「分けてもいいけど1回終えたら次のお客さんと変わってください。」と、言う風にしました。
そこで値札は157.5円と小数点をつけました。実際に金額はそうなんですが、そうしたらなんと「せやねん」のテレビ局から問い合わせが来ました。(本当ですよ)
まあ、いろんな制度が変更すると面白いことがありますが。
今日、日赤へリハビリ治療に行って計算窓口へ行きますと「本日より診療明細書を配布することになりました。」とのこと。
いろんなことがチェンジする4月1日。1年の4分の1を過ぎましたが再度気持ちを入れ替えて前進したいものです。