やっとここまで
しばらく店頭のショーウィンドーから姿を消していた桑酒の900ml瓶。
やっと新酒ができて詰めることができました。
今日も指先の勝負です。
タンクに入っている桑酒の量が多いので、いつもより勢いがいい。
だし口は絞っているんだけれどいつもより親指と人差指日からが入ります。
ピッ!
力が入ります。
以前この空瓶を持ち上げた時に相棒はぎっくり腰になりました。
今度は気をつけてね。
一升瓶も詰めて。
蔵の中じゅう足の踏み場もなくなりました。
早くレッテル貼って、店頭に並べよう。
今日は流石に親指と人差指が痛いです。。。
握力また付いたかな。
箱がかさばる
今回のお中元は木箱なのでとてもかさばります。
置く場所がなくて一度にはたくさん頼めないのでいくつかに分けて注文。
蔵にはいれませんやん。
滑車出動!
うんこらしょ、どっこいしょ。
けっこう力がいります。
これで二の腕のぷるんぷるんをなくすんだ!
もう少しだ!
がんばれ!私!
滑車のロープが巻きついてうまく上がりません。
もうあと少し。
何とか無事に2階に上げられました。
なんとも2階の暑いこと。
一階との温度差は5度くらいありそう。
山路にはサウナも完備しておりま~す。
滑車
お中元の大吟醸を入れる箱を注文しました。
紙箱のように組み立て式ではないのですごく場所を取ります。
ですから60個ずづ注文。
お中元もこれからが忙しくなるので、倍の120個を頼みました。
置き場がない。
いつも梱包をしている蔵に運び入れます。
でもこの箱、少しでも湿気があると変色してしまいます。
ですから高い所で保管。
この2階に運び入れます。
この滑車を使って。
こうやって引っ掛けて
おか~ちゃんのためならえ~んやこ~ら~!
とロープを引っ張って2階に引っ張り上げます。
無事に2箱あげられました。
汗だくだくです。
中を開けて今度はいる分だけ少しづつ降ろします。
先日洗ったきれいな箱に入れて肩に担いで
ひぇ~、いつ見ても急な階段。
少しずつ少しずつゆっくり、ゆっくりと降ります。
これを何回か繰り返して箱を仕上げていきます。
今日も前腕筋鍛えちゃったな。。。
今日も腹筋は鍛えられなかったな。。。
瓶詰め日和
前の日に洗った瓶にお酒を詰めます。
あとどれくらいあるかな~
空気が混じってこないことを祈りながらの瓶詰め。
前回が裸電球でたいそう眩しかったので、今回はこの電気。
線が短いのがたまにきず。
そこで超~長い延長コードを持ってきました。
これで解決。
こんなに長くなくてもいいんだけど。
まあ、いいか。
おっ!今回は眩しくないよ。
いい感じに前腕筋も鍛えられてます。
よく見えました。
先は遥か遠いぞ~
でも今回は一度も溢れさすことなく全部詰められました。
延長コードくらいすぐに用意しなさいってことなんですが。
まあ、なんでもやっこらせでないとできないのです。
空瓶を供給してくれているバイトの相棒が、
「あっ・・・」
「どうしたん?」と私。
「こ・腰が・・・」
ひゃぁ~、ぎっくり腰みたい。
まがったまま伸びません。
座ると平気だけど真っ直ぐ立てない。
ありぁ~、大変。
「腰を見せるのがはずかしいから、絶対に医者へは行かない」といっていた相棒。
痛さに耐えかねて整骨院へ行きました。
しばらく安静にしててね。
労災か。
午後からは純米吟醸の瓶詰め。
腰痛にもならない元気な私。
丈夫な身体に産んでくれた親に感謝です。
このお酒の瓶詰めの場合は、決まった度数まで割り水をしなければなりません。
たとえば、18.2度あるお酒を17.2度で540リットル詰めるとします。
そうすると瓶詰めに使うタンクに原酒を何リットル移動させ、そこに割り水する水を何リットル入れるか。
ぎゃ~、頭がうに~~~。
で、いつも主人に任せて私はひたすら体力で勝負。
丈夫な身体でよかった。
頭からっぽやけど。
「もし僕ができなくなったらどうするん?」と主人は言います。
その時はその時。
なんとかします。しようかな。できるかな。。。
まあ、先のことは考えんとこ。
今はできることをしましょ。
瓶詰めが終わり、減った王冠やネジ栓の補充をしておきます。
次に詰める時に在庫の管理ができるように。
詰めた本数を数えて父に報告するのも私のお仕事。
一日中瓶詰めに明け暮れた日でした。
外は雨。
瓶詰めには支障がない。
瓶詰め日和でした。
やっぱり、私ボケるかな。。。
爽やか
久しぶりのいいお天気。
風は強いけど洗濯物も乾きがいい。
黄砂がひどいけど言ってられない。
いっぱい洗濯した。
少し風がつめたく、かといって寒くもなく。
2,3日降り続いた雨のせいもあるのか空気が爽やか。
蔵の中の空気はひんやりと冷たい。
残り少なくなった桑酒をどのような配分で詰めるかが考えどころ。
一番需要の多い900ml徳用瓶。
やはり全然無しというわけにもいかず、詰めることに。
手元が暗いとどれだけ入ったかわからないので電球をつける。
電球の光がまともに目に入って眩しくてよけいに見にくい。
ピッ!と止めて次の瓶へ。
今回は詰める本数はいつもの1/3。
指が疲れるまもなく瓶詰め終了。
爽やかな日の瓶詰めでした。
蔵の中はまだ寒い。。。