持ちつ持たれつ
昨日は午前中にお酒を配達して欲しいというお店がありましたので、実家のお墓参りも兼ねて長浜市内へと向かいました。
ちょうど雨が降る前に、すべての用事をすませて帰ることができました。
木之本では雨は降っていなかったようで、局地的な雨だったようです。
午後からは、入れ替わり立ち代わり店にお客様が来て下さり、嬉しいかぎり。
大阪からテレビ見たよと来てくださるお客さまがまだいっらしゃいます。
ありがたいことです。
父は夕飯が早いので 自分が食べ終わると
「もう 閉めよか~」と言って店の雨戸を閉めてしまいます。
昨日は、また一段と早く、「えっ?もう?」みたいな感じ。
そうしたら、案の定、「今、お酒買いに行ったら閉まってた」と父と同い年の方からお電話がかかってきました。
まあ、歩いてすぐのところでしたし
「私が行ってくるわ」と歩いてお届けに行きました。
私にはもうすぐ80歳になるお友達がいます。
というのも、何年も前に主人が自治会長をした時に、組長さんできてくださっていたご近所の上品な方。
歳を気にせず、妙に気が合って歳の離れたお友達(*^_^*)
その方は、今は一人暮らしをしておられます。
時々車に乗って配達しているときに出会ったりすると、手を降ったり、声をかけたりはしていましたが、ココ最近ゆっくり話す機会もなく過ごしていました。
歩いて配達をすませて 帰ろうとした時、その方のお家を通りますと、チラッと人影が見えます。
思わす「○○さ~ん?」とガラス戸を叩いてみました。
「あら~、お久しぶり~。どうしたん?」
「うん、今配達の帰り、ガラス戸に人影見えたから、あっ、いるいるっと思って(笑)」
「今、玄関に鍵をかけに行ったとこやったんよ、相変わらず元気そうやね」^^
「○○さんも、元気そう」と私。
「元気な時だけ、外に出てるんよ。もう80歳やもん、もうあちこちガタが来てあかんわ。」
この方は、洋裁の先生もされていたので、今でも器用に何でも作られます。
お家の中も外もいつも小綺麗に整頓されています。
前も作られた素敵な作品を見せていただきました。
ブログにもアップしたことがあります。
でも、胆嚢が昔から悪く、時々すごく痛むらしいです。
そこに最近足の調子も悪いらしく、一人暮らしの不安を口にされます。
「そんなん、近くなんやから困ったことが会ったら、私の携帯に電話してきて。
すぐに飛んでくるし」
「そんなん、言うたら泣けてくるやんか、年上泣かしたらアカン」(笑)
と、少し涙ぐまれます。
私が思う以上に不安なんだろうな~と感じます。
私の実家の母とそう歳も変わらないので、母親を見ているよう。
たまたま、町の役を一緒にしたことをきっかけに、こうやって親しくさせていただけて
ほんとうに、いつでも何でも頼って欲しいと心からそう思います。
ふと18時過ぎて飲んでたら、病院に車で連れて行けんがな(^_^;)
と、頭をよぎる私。
そういう時はタクシーがある!
でも気丈な方なので、電話かけてこられないかな~。。。
また時々様子を見に寄ってみようと思いました。
人間持ちつ持たれつですもんね。