こぼれ梅
テーマ:ブログ
2011/06/22 09:30
桑酒の搾りがはじまると翌日は粕はがし。
普通の酒粕とは明らかに状貌がちがいます。
実はこれをしていたのは土日。
そうオフ会のあった日。
バイトの子はお休みなので、主人と2人で粕はがし。
冬場の粕剥がしと違って指先が凍えるような冷たさではありませんが
暑くて汗が滴り落ちます。
麹の粒粒がまだ残っています。
食べてみるとほんのり甘~い。
昔はこれを『こぼれ梅』と言っておやつ代わりに食べられていたようです。
今は『みりん粕』として奈良漬けをつけるときに酒粕と混ぜて使います。
もちろん、食べる用に買ってくださるお客様もいらっしゃいます。
粕の重さを量ってタンクに入れます。
その後父が粕用の綺麗な白い長靴に履き替えて空気が入らないように踏み込みをします。
空気が入っていると粕が酸化して色が変わってしまうのです。
これ、もしかしたら私の方がいいのかも。
きっとじいちゃんより私の方が体重重いぞ。
うん、絶対重いな。