身の丈にあった
先日、あるご夫妻の誕生会に呼んでいただきました。
私は軽い気持ちで「わかった、夜なら出られるわ~」と返事。
その後「ドレスコードは浴衣やで」と。
ドレスコード?
なんじゃらほい。
ドレスコードとはその時、その場所での服装の決まりということらしく
その日はみんな浴衣を着ていくってこと?
えらいこっちゃ。
結婚してから、浴衣なんか着たこと無いし。
「私は服で行くわ」と返事したものの。
やっぱり浮くやろな~(-_-;ウーン
そうだ!
私には とっても素敵な下駄があったことを思い出しました。
この下駄は、大野下駄屋さんが 柿渋で染めた酒袋を探しておられた時 お渡しした酒袋で鼻緒をすげてくださり、いただいた素敵な下駄。
大事に大事にしまっていました。
こんな素敵な下駄があるんなら、浴衣で行こうかな。
結婚してから浴衣を着る機会もなく
しかたなく ジャ○○に走り、浴衣を買って
ちょっと柄が幼すぎたかな。
まあいいっか。
とそこに、ご近所のご夫婦が車で迎えに来てくれました。
そのお二人の浴衣姿はシックでとっても大人な雰囲気。
この時点で「私、もう帰りた~い」状態。(T_T)
でも、普段垣間見えない、ハイソサエティなご夫婦の誕生会ってどんなの?
調査すべし!との私の心の声も聞こえてきまして
飛び込んでまいりました。
案の定、私は一人まるで中学生みたいな浴衣を着たおばちゃん。
どんなんや(^_^;)
こんな世界もあるんだな~と経験させていただいてお先に失礼して、帰ってまいりました。
楽しいことは楽しかったのですが
身の丈に合わない場所っていうのは、やはりどうも居心地の悪いもので自分でもよく行ったもんだな~と思いました。
浴衣の身丈はなんとか合ってたと思うのですが。。。
背伸びしちゃだめってことね。
身の程知らず グザっ!
身をわきまえる わきについた身のほどはわきまえております。(*v.v)。
だけど、大野さんにいただいた下駄を履くことができて それはほんとうによかったです。
下駄だけは光っておりました。
この下駄に合うような女性になれたらいいな。