偽装と誤表示
出始めたら止まりませんね。一流ホテルやレストランなどで食品材料の誤表示(阪急阪神ホテルズ)が毎日のように違うところから出ております。
そんな中でエビの価格が大暴騰だとか。芝エビではなかったと言われる何とかエビが、タイなどの養殖場でエビが原因不明の病気で死ぬのが増えまして生産量が半分以下になり価格が暴騰しているとのことです。
それにしても「偽装ではない誤表示。」とはうまく言ったつもりなんでしょうけれど、どちらにしても、やってはいけないことです。なぜなら間違った表示ですから。
私どもも、以前、食品衛生監視センターが来られまして、えらそうにいや、厳しく注意されたことがあります。表示の仕方もアレルギー表示などは大変重要なものなので気をつけておりました。ただ当時は厚生労働省と経済産業省では管轄の意味が違うことから表示の取り決めに対して微妙に規則が違いました。後から考えると職員の方も理解が不十分のためか間違って伝えていることもありました。その内容については、複雑なので言いませんが専門家でも間違うのに私たちにやれというのが殺生なと思いましたね。
お客様にとっては、それが何かを知るには店員に訊くか、表示を見るしかありません。ですから正しい表示は必要です。
それでも最近、一流ホテルや大きな企業だから言うのかもしれませんね。以前から言われていることですが、スーパーの魚の名前が違う魚と一緒に表示されているものは以前からあります。これはどうなんですかね。
それとあまり知られていないことですが、日本のエビは東南アジアのマングローブの森を破壊されて養殖場を作っているのが多いのです。いわば東南アジアの犠牲の本に成り立っているものが多いのです。
色々と、マスゴミが騒ぎ立てますが、もう少し食への尊厳と言うか有難さと言うか、それらを大切にすることを報道して欲しいですね。
まあ、昔から孔子の論語で言うように、「食より大切なものそれは信。」ですから、信頼をなくさないようにする行動が業者も報道関係者も必要ではないかと思います。
連投
一昨日の感動的な楽天の日本シリーズ優勝。日本シリーズも視聴率が下がり、何年か前の中日の日本シリーズは地上波では中継しなかった試合があったほどでした。今回の視聴率は高かったでしょうね。
平成6年の長嶋巨人が日本シリーズに優勝した時、平日のみをナイターでしたところ視聴率が上がり、以後の年は全試合ナイターで行うようになりました。今回の様に東北や日本ハムの様に北海道でするとなるとこの季節は寒いでしょうね。北海道は札幌ドームだからいいですが、宮城球場は屋外。楽天の力ならドームにできるのではないですかね。
さて、今シリーズで優勝の要因の一つに田中と則本のフル回転があります。
昔はよく、連投と言うのがありました。阪急の山田が王にサヨナラ3ランを打たれたのも山田が連投していますし、昔なら南海の杉浦が巨人戦4連投4連勝と言う今なら考えられないことをやっています。北京五輪でソフトボールで上野が連投して話題になりましたが、昔はそんなことを平気でやっていましたからね。私が小学校の頃は連投と言うのがありました。長嶋が最初に監督をしたときは新浦が先発にリリーフにフル回転しました。
メジャーに行くマー君。しかし、アメリカ関係者は今回の連投を懸念しているところがあるようです。またこの、夏ん甲子園で済美高校の安楽投手が3連投したことも、アメリカでは虐待と非難されているようです。
甲子園大会で何年か前に沖縄水産の投手が連投で腕が伸びなくなってしまったことがありました。
今回でも優勝が懸かっていてマー君の様に志願して臨む者もいます。指導者や指揮官にとって頭の痛いところです。この夏の甲子園で浦和学院の投手が限界に来たところで監督は負けを覚悟で投手交代をしました。解説者は「今後の彼のことを考えた素晴らしい決断、英断だと思います。」と言いました。
アマチュアスポーツならこの試合に全てと言うのがありますが、負けを計算するプロの世界で連投と言う一歩間違えれば終わりと言う判断を修正してあげる指導者の役割と言うものが大切ではないかなと言うことを思います。