八重の桜で涙

テーマ:ブログ

 昨年の平清盛、大河ドラマ歴代最低の視聴率で終わりました。今年もそんなに知られている人物ではありませんが視聴率がとりやすい戦国物に続く維新物のためかそこそこの視聴率だそうです。

 やはり平安末期の暗い時代を表した映像の清盛より、明るくかわいらしい綾瀬はるかさんが主人公であるところもいいのですかね。

 私もそんなに見ていませんでしたが、王政復古から大政奉還、そして戊辰戦争に入っていく頃から見ています。本当に江戸時代は平和な時代で、戦争は3代将軍家光の時代の島原の乱以降、まあ強いて挙げれば大塩平八郎の乱ぐらいしか戦闘が250年近くなかった時代に、近代日本を目指しての内乱があったわけですね。当時の人たちがよく武器を持って戦えた(殺し合いをした)と思います。

 今は江戸城が無血開城した後の会津戦争の場面です。先週は二本松城で少年たちが戦ったと言われる場面でした。年齢が13歳から15歳。当時は数え年ですから満年齢で11歳から13か14歳くらいの子供たちでしょうね。先週は丁度甥の誕生日の頃で彼が14歳になったころでした。甥くらいの子供が戦ったのかと思うと、涙がボロボロ落ちてきました。何でもこの戦いで生き残った人の証言では「戦いの前日は、まるで修学旅行に行く前のようであった。」と聞いてまた涙でした。

 来週は有名な白虎隊が飯盛山で自決するところみたいですね。会津戦争というのは酷い戦いで会津の街は焼け野原になり死者などは、そのまま放ったらかしにされたようです。それで会津(福島)の人たちに恨みは残り、今でも戦後という言葉は福島の人にとっては太平洋戦争後ではなく会津戦争後だそうです。後の最後の内乱西南戦争では会津出身の兵が政府軍の中で一番働いたと言われています。

 沖縄と福島がよく国に見捨てられたと言いますが、震災の復興に向けて本当に八重の桜のドラマのオープニングで子供たちによる傘が次々に開いていくように絆と輪を広げていきたいですね。

 それにしても本当に涙もろくなった。歳とったんだな(笑)。

記事テーマ一覧

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2013/06      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
13位 / 1569人中 up
ジャンルランキング
10位 / 816人中 up
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

ぱんやさん

長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

ホームページ

お気に入りブログ

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧