東京家族鑑賞
山田洋次監督の「東京家族」をビヴァシティシネマへバタコと母と一緒に見に行ってきました。この映画は昨年ですか亡くなった小津安二郎監督にささげる映画として山田氏が監督を務められた映画らしいですね。
母は小津監督の東京物語を見たことがあるらしい(おそらく勘違いしている気がしますが)、これをいくらか現代社会に当てはめた内容にした作品でした。東京物語は最高の脇役と言われた笠智衆さんが出られた作品ですが、今回も主役というものはなく、強いて挙げれば橋爪功と吉行和子の夫婦でしょうか?本当に涙腺が弱くなった私も涙なしでは見られない映画でした。
「どこかで日本は間違った。」と橋爪功扮する父親が同級生と酒を飲みすぎて友人につぶやく場面があるのですが、それを肯定も否定もできません。しかし日本人としてあり続ける限り絶対に必要な家族の絆、家族の在り方を見直すのには非常にいい映画であった気がします。
さて、映画の始まる前にはこれから封切される映画の紹介があるのですが、その中で「だいじょうぶ3組」という映画がありました。「五体不満足」の著者である乙武洋匡さんが主演の映画です。予告編を見ていてもまた涙が出てきそうな映画です。何でもこの映画のロケが豊郷小学校と彦根の金亀公園、もう一つどこか忘れましたが、行われたらしいです。
長浜ももうすぐ偉大なるしゅららぽんのロケが行われるらしいですね。できたら青春ぱんだバンドもして欲しいのですが、長浜はいろんな映画が撮れそうな場所です。彦根が頑張っているのに負けず頑張りたいですね。
「いやあ映画って本当に素晴らしいですね。」