水戸黄門、見るの忘れた!

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 テレビ番組の時代劇の代表として人気があった水戸黄門が今日で最終回だったんですね。見るのを忘れていました。しまった。最近全然見ていなかったからな~。

 

 水戸黄門の面白さというか人気の秘訣はなんといっても、「わかりやすい、ワンパターン」でしょう。

 夜8時に始まり、黄門さま一行が困っている人に会います。そこで、8時20分ごろに悪役が大体はっきりします。8時35分ごろに風車の弥七などが出て、悪の内容を大体把握します。そして8時45分過ぎに黄門さまが悪の中枢らと対峙、「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい。」となって、「もういいでしょ。」となって、8時48分ごろに「この紋所が目に入らぬか。」と印籠を出し、「ここにおわす方をどなたと心得る、恐れ多くも先の副将軍(もしくは中納言)、水戸光圀公にあらせられるぞ。」「皆の者、ご老公の御前であるぞ、図が高い控えおろう。」「ハハ~。」というパターンですな。

 

 

 他の暴れん坊将軍や長七郎天下御免と違うのは、悪者をある程度懲らしめてから正体を明かすということ。この2つ(暴れん坊将軍など)は正体を知った悪者が開き直って切りつけようとしてやられるパターンであります。

 

 

 黄門さまは何人かの役者がやりましたが、なんといっても2代目の東野英二郎さんですね。「ウワッハハッハハ~。」の笑いは最高でした。皆さん東野さんは初代と思っておられるでしょうが、十朱幸代さんのお父さんが初代だそうです(ドラマでなく映画かもしれませんが)。

 

 その後、西村晃さん、佐野浅夫さん、石坂浩二さんなどがやられました。最後はなんと助さんを演じたことがある里見浩太郎さんでした。

 

 私はかなり古くなりますが、東野さん(故人)の水戸黄門、里見さんの助さん、横内正さんの格さん、中谷一郎さん(故人)の風車の弥七、高橋源太郎さんのうっかり八兵衛のご一行が好きでしたね。もちろん還暦を過ぎた今でもスタイルの変わらない美しいお銀さん(由美かおるさん)も入っていますけどね。

 

 

 「明るいナショナル」のCMが流れて始まるこの番組。松下電器の名前が消えたのと同時に水戸黄門も消えました。本当に今年は何もかも変わっていくんですかね。

 

 

 

 

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