消えゆく寝台車
くんさんがこの春(3月17日)からのダイヤ改正で急行きたぐにが無くなることを書いておられました。昨日の滋賀夕刊では、塩津方面への朝の便が1本増えるが、米原方面がまた減らされるということしか書いていませんでした。
以前、長浜まで直流化になった時でも、米原以北の駅(坂田~近江塩津)の乗降客全部足しても野洲駅にかなわないと言われていました。
JRも民営化されてからシビアです。北陸線も米原で切り離しで4両編成が多いですね。長浜~塩津や敦賀は2両、もしくは1両ですから。国鉄の時代に長い編成の客車で長岡行きというのがあったことが信じられません。
直流化までに気動車という3両編成のディーゼルカーがあり、河毛や坂田の旧駅では後ろ1両がホームにかからなかったことを思い出します。ちなみにそのころは1日4本ほどの気動車しかこの2つの駅には停まりませんでした。
さて新聞によりますと、きたぐにも特急日本海も夏休みの繁忙期は臨時列車として残るそうですが定期便としてはなくなるようです。
新幹線沿線ははっきり言って朝一番の新幹線を利用すれば夜行を利用しなくても、そんなにビジネスには影響しなくなりました。
4年前に大阪と東京を結んでいた急行・銀河。実は廃止寸前に東京へ行く用事があり利用しようと思ったのですが、その時は廃止されるとは知らず、寝台料金などが高いこともあり、新幹線を利用しました。あとでしまったと思いました(笑)。
実は私、夜行列車には何度か乗っているのですが、寝台車で寝て移動したことはまだ一度もありません。消えるまでに一度は乗りたいですね。
新幹線が各地にでき、以前と違って新幹線も東京ー博多間は1時間以上早くなりました。東北や上越、北陸新幹線ができると大回りでも新幹線利用の方が早い(新潟までは北陸線の特急を利用するより、新幹線で東京経由で上越新幹線の方が早い)ですからね。
先日知り合いが山形へ行きましたが朝早く出て、昼過ぎには山形到着ですからね。新幹線の力はすごいです。
昭和にはSLが消えて、平成にはブルートレインが消え、これらは残るとしても、ともに臨時列車など観光のために残るのでしょうね。