川上監督逝去
今日の朝新聞を見てビックリ!巨人軍V9の立役者、川上哲治(てつはる)元監督が老衰のため93歳で亡くなられました。昨日の日本シリーズ第4戦は両チームとも喪章をつけて試合をしたそうですね。
世代によっては違うでしょうけれど、私の世代にとっては川上さんは監督でした。王、長嶋はそれぞれ、王選手、長嶋選手でした。一回り上の世代の人にとっては川上さんは「赤バットの川上、青バットの大下」「打撃の神様川上哲治」でしょうね。
今はカラーバットで打つのは禁止されていますが、当時は色バットを使うことができたんですね。川上さんは「ボールが止まって見えた。」という名言を残されていますが、練習に練習を積むとそれぐらい極められるんですね。
川上監督と言えば「哲のカーテン。」と言われ、報道陣に練習を非公開にすることもありました。ドジャース戦法を取り入れ確実に点を取る野球でしたから面白くないということになったこともありました。
そういえば長嶋の後継者にということで伊香高の西村選手をドラフト2位で取ったこともありましたね。
川上選手の背番号は16。巨人の星、星飛雄馬は川上監督から永久欠番の16をもらったのでしたね。
私たちの子供の頃は巨人が強かった。よく考えたら私が幼稚園から小学校を卒業するまで巨人がずーっと日本一。パリーグの球団は3勝を挙げて王手をかけることもできませんでした。特に巨人ー阪急。第3戦で1-0と阪急リード。9回の裏、ランナー2人置いてバッターは王。山田の何球目かは忘れましたが王選手の綺麗な逆転サヨナラ3ランホームランは川上巨人の強さを象徴する試合でした。
川上監督のご冥福をお祈り申し上げます。
本日の日本シリーズ第5戦。楽天が4-2で勝ちました。勝ち投手は則本。滋賀県出身初勝利だと思います。バンザイ!