撮影本日
天候はあいにくの雨。
撮影隊の方から2度ほどお電話があり、長浜市内での撮影が押しているために、到着が遅れますとの連絡がありました。
当初の予定は12時ごろ。
それまでに桑酒のタンクに出しのみをつけたり、桑酒を入れるタメを洗ったり、コルクを数えて洗ったりとけっこう準備に時間がかかります。
そこへロケ弁がうちの店に配達されてきました。
写真撮っとけばよかったよ~。
たしか牛肉弁当とお茶。
しかも40人分。
いったい何人のロケ班??
そうこうしている間にスタッフの人が30分前に到着。
午後1時。
雨は上手い具合にあがりました。
そこからとにかく時間がおしているので、桑酒詰めるのはカットということで。
徳利洗ったのにぃ~。
まあ仕方がない。
撮影班の方を写真で写しましたら、「本番では絶対に写さないでくださいね」と釘をさされてしまいました。
「は~い、せっかく写真の腕の見せ所だったのに~」
こちらは言われるがままに。
いよいよ1時半ごろに・・・
あのさわやかな笑顔で「お邪魔いたします」と
安住アナウンサーが店に入って来られました。
すっごい小顔、甘いマスク、背も高い。
テレビでしか見たことがないので(当たり前か)初め何を話したのかさっぱり覚えていません。
話しながらスーツを整えられて、スタイリストさんがコートを持ってこられたのを着ながらお話しされます。
またスーツ姿の格好いいこと!
さすがアナウンサー滑舌がいい。
『デレ~』
「この道が北国街道ですよね、こちらへ行くとどこまで続いているんですか?」と安住さん。
「余呉をと通って、武生の方まで続いています」と私。
このあたりは母に聞いてくださいと母にバトンタッチ。
後ろの方にスタッフの皆さんに混じって上品な女性がお2人。
吉行和子さんと冨士眞奈美さんが見えます。
ではといきなり本番。
どこから本番かわからないテンポで進められます。
当初、吉行さんは奈良漬の匂いでも酔ってしまわれるほどお酒に弱いので、蔵の方の見学は安住アナと冨士眞奈美さんとが来られる予定でした。
そこで私たちが蔵に行っている間に店先で母にお茶でも差し上げながら、吉行さんとお話をしていてほしいとのことでしたので、前もってうぐいす餅を買ってきて用意いておりました。
母もマイクをセットして準備万端。
でも話の流れで吉行さん、「私も行くわ~」と穏やかにおっしゃいました。
そこで私が皆さんを仕込み蔵までご案内。
スタッフの方が「もう時間がないので(わかりましたって)仕込み蔵で試飲をしてください」とのこと。
急遽、試飲のために用意したお猪口などを移動させます。
仕込み蔵の方にはまだ出来上がった桑酒はないので、貯蔵している蔵がありますと言いますとではそちらへということになり、また民族大移動のように桑酒の貯蔵している蔵へご案内。
この頃には吉行さん、綺麗な白いお肌がほんのり赤い。
すごくきれい。
ほんの少しのお酒の香りで酔ってしまわれた様子。
いや~ん、かわいい。
私もこんな風になってみたい。(無理!)
そして桑酒を準備したタメに出してそこで試飲していただくことができました。
けっこうスタッフの方と綿密な打ち合わせはしたのですが、安住さんや冨士さんや吉行さんのペースで撮影は進められていきます。
こんな感じで時間が延びていくんでしょうね。
計画通りいかないところが面白い。
冨士眞奈美さんが桑酒を気に入ってくださってお友達に送られる事になりました。
店先では宅急便の伝票に住所を書かれる冨士さん。
いつのまにやら吉行さんがいなくなられました。
みなさんが探されますと、丸三ハシモトさんのおうちの前の長椅子に座っておられます。
その後、冨士さんと、安住さんも座られます。
今しかない!
せっかく買ってきたんだもん、出さないと!
私はうぐいす餅を持って走りました。
道路をわたり、「どうぞ、これを~」
その後お茶を持っていきました。
母の出番は残念ながらなくなってしまいましたが、うぐいす餅は食べていただけました。
望遠で写しました。
怒られるかな?
でもきっとご本人たちに一緒に写真を撮ってくださいって言ったら快く撮って下さったようにも思いました。
けっこう回りのスタッフの方のガードが厳しいんですよね。
サインも前もってスタッフの方にお聞きしましたら、後ほどお送りしますとのこと。
用意しておいた色紙だけお渡ししました。
今まで、うちの店に来てくださった芸能人の方は気楽にその場で書いてくださいましたが、なかなか難しいようです。
放送は早くも今度の金曜日。
3月4日の『ぴったんこカンカン』だそうです。
とにかく時間が押してたみたいだから、ほとんどカットされてたりして。。。