取材

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今日は京都新聞の中のちらし?だかなんだかよくわからないけれど、文豪の愛した酒ということで取材の申し込みがあって、私が受けることになりました。

これは島崎藤村が大正時代に桑酒を注文された封書。

さすが文豪だけあって便箋には透かしの紋様が入っています。

当時東京に住まわれていたので東京から、近江国木ノ本町で宛名が書かれています。

差出人はご本名の島崎春樹さんのお名前です。

どこでどのようにしてうちの桑酒をお知りになったかは、わかりませんが改めて見ると歴史を感じます。

『まだあげそめし前髪の 

林檎のもとに見えしとき 

前にさしたる花ぐしの

花ある君と思ひけり・・・』なんだったけ?あと忘れた。題名は初恋だったかな?

島崎藤村で知っているのはこの詩だけ。ちょっと情けないかな病気(女の子)

この桑酒の記事は3月6日に載るそうです。

この辺りでは京都新聞ないですけどね。

 

話し変わって、あるお客様から一通のハガキ。富山県から。

こちらも桑酒を気に入りましたと書いていただいております。

そこにどうやって桑酒を知ったかが書かれてあって、金沢の前田土佐守家資料館でのセミナーで「前田土佐守家当主京へ行く」にて桑酒を満喫したという記述があって、それを見た方がわざわざご注文してくださったようです。

あらためて桑酒の歴史を垣間見た一日でした。

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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