取材
テーマ:ブログ
2009/02/10 11:33
今日は京都新聞の中のちらし?だかなんだかよくわからないけれど、文豪の愛した酒ということで取材の申し込みがあって、私が受けることになりました。
これは島崎藤村が大正時代に桑酒を注文された封書。
さすが文豪だけあって便箋には透かしの紋様が入っています。
当時東京に住まわれていたので東京から、近江国木ノ本町で宛名が書かれています。
差出人はご本名の島崎春樹さんのお名前です。
どこでどのようにしてうちの桑酒をお知りになったかは、わかりませんが改めて見ると歴史を感じます。
『まだあげそめし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花ぐしの
花ある君と思ひけり・・・』なんだったけ?あと忘れた。題名は初恋だったかな?
島崎藤村で知っているのはこの詩だけ。ちょっと情けないかな
この桑酒の記事は3月6日に載るそうです。
この辺りでは京都新聞ないですけどね。
話し変わって、あるお客様から一通のハガキ。富山県から。
こちらも桑酒を気に入りましたと書いていただいております。
そこにどうやって桑酒を知ったかが書かれてあって、金沢の前田土佐守家資料館でのセミナーで「前田土佐守家当主京へ行く」にて桑酒を満喫したという記述があって、それを見た方がわざわざご注文してくださったようです。
あらためて桑酒の歴史を垣間見た一日でした。