甲子園でのドラマ

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 高校野球、今年もさまざまなドラマを生んでいますね。

 先日の市立和歌山対鹿屋中央(鹿児島)の試合では延長戦に入って、ワンアウト1塁3塁でセカンドゴロを市和歌山の2塁手がホームへ投げずに1塁へ投げてさよならゲームとなり、その2塁手は立ち上がることができませんでした。


 試合後のインタビューでは気丈に答えていましたが、立っているのもままならないほどだったそうです。



 今回の場合の2塁手は名選手で守備がうまく、何度もその好守で味方のピンチを救ってきたそうです。そんな選手でも、「頭が真っ白になった。」と言うんですから、打球がイレギュラーバウンドして併殺に切り替えるかなんかで迷ったみたいです。ベンチの指示が不適格と言う人がいますが、そんなことはありますまい。むしろここまで来たことの素晴らしさをたたえてあげるべきです。誰も彼を責めるようなことはしないでいただきたいです。



 よく予選の決勝で、あと少しで勝てるところで試合終了のはずがエラーで、その後逆転負けと言うようなことで甲子園出場を逃したりして、その選手は家から出て家族ごと町を出るというようなことが言われます。私と同じ歳の有名な最高試合の星陵ー簑島戦で星陵の選手が試合終了のはずが足を人工芝の継ぎ目にとられてこけてしまい、1塁ファールフライを落としてしまい、その打者が、そのあと本塁打で振り出しになり結局簑島が勝ちました。その時の星陵の選手は本当にまちを歩けなかったらしいですね。そして、それを引きずったまま生きてきたということです。変なうわさも流れて人生が台無しになったと言われていました。



 特に夏の大会は、最後の大会ですからリベンジができません。長浜が敗れた都城(宮崎)は春の選抜で、PLと接戦でしたがライトが落球してサヨナラ負け。そのライトは夏の大会で勝利を呼ぶ打撃をしてリベンジをしましたが、そういうことができないのが夏の大会です。だから余計に感動を呼ぶのかもしれません。



 これだけ力が接近していると、イレギュラーバウンドなど神様のいたずらで勝利の行方が変わります。試合が終わったら一生懸命戦った選手に惜しみない拍手とねぎらいの声援を贈ってあげたいものです。

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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