いいお祭りでした
今日の御幣返しをもって、本年の曳山祭りが終了しました。裸参りは4日間とも雨にたたられたそうで、私がいなかった10,11日のどちらかはみぞれ交じりだったそうですね。その禊が効いたのか、13日から17日まで雨は降りませんでしたね。昨日1番山の孔雀山を見て気が付いたのですが、神戸町組(孔雀山)は、ねむりはかせさんが副負担人。雨男のあの人がいたにもかかわらずいい天気でした(笑)。あの人も晴れ男に変わりつつあるな(笑)。
さて、私どもの大手町組は本年は、暇番。それでも、友好町である呉服町組の常盤山(ときわざん)が出番ということで、交替式や、自町狂言などで連合などのボランティアをお願いできない時は山曳を手伝いに行きました。
そして、15日の本日(ほんび)は山蔵前に曳山を出して一般公開。その時は交代で番をしなくてはなりません。番と言っても酒とつまみで楽しくやっているのですが、当町は参道にあたりますので多くの観光客が来られます。
中にはいろいろとよく知っておられ、この祭りが有名な京都の祭りなどより価値があることなどを言われる方がおられました(長浜の人ではないんですよ。)
「すみません、恥ずかしながら存じ上げませんでした。」という場面が多くありましたね。
16日は少しゆっくりしましたが、常盤山の朝の山出しを手伝い、夜の千秋楽を見てその後山を蔵にしまって、終了しました。
本日の御幣返しは私は着物が着られないのでご遠慮させていただきました。
例年なら仕事で殆ど祭りにはかかわらせていただいていませんでしたが、本年は色々とみられて改めて気づかされたことが多いお祭りでした。
14日の登り山の時に、えべっさんさんにお会いしまして、色々とお話をして、気づかされたことが多い貴重な体験でした。新聞によりますと20道県が14歳以下より75歳以上が多い世の中になり、役者も知人のお子さんで彦根や浅井など遠くから借りてこられるのも多くなっています。祭の素晴らしさを広げるいい機会なのですが、変えるべきものと変えてはいけないものをしっかり見極めて、より良い祭りにしていくことが必要なのかもしれません。
祭組織も若衆祭りと総祭というようなものではなく「若衆祭りのような総祭」というような感じでやっていくのがいいのかなと、他町の祭りの取り組みなどを見させていただいて、そんな気がいたします。
でも一番大切なのは「祭りは楽しいもの、祭りが大好き。」という気持ちでしょうね。