かえるの子はかえる
先日、本屋に行きますと「近代JUDO」というベースボールマガジン社の柔道の雑誌がありました。手にとって読んでいますと「全日本学生体重別選手権」の記事が載っていました。
この大会は以前は毎日新聞社が主催で大阪府立体育館で開催されていましたが私が大学3年の時に讀賣新聞社の主催で正力杯ともいわれ、東京の日本武道館で開催されるようになりました。あれからもう30年近くになろうとしています。
記事を読んでいますと滋賀県出身のE選手や大分県出身のY選手、ともに女子選手ですが彼女らの活躍が目に留まりました。
E選手のお父さんは私より一つ上でY選手のお父さんは私より二つ下です。わが母校は以前はかなり強かったのです。全日本に出るよりもその予選である関西大会に出る方が難しいくらいでした。なぜかというと各大学に出場枠があるからです。
E選手のお父さんは強かったのですが、いつもあと一歩のところで全国制覇ができませんでした。娘さんは中学、高校で全国制覇ですからお父さんも嬉しいでしょうね。
Y選手のお父さんは大学2年の時に全国大会で優勝しました。そのときの彼は1回戦で高校時代の同級生日体大に行ったT選手に当たりました。彼は当時高校時代からT選手にどうしても勝てず、インターハイも出られませんでいたが、そのときは初めて勝ってその勢いで優勝しました。その後は残念ながらダメでした。
Y選手は2連覇で、何でも父親が昔のことを自慢するそうで、「私は連覇だ。」と笑わしていたそうです。
このコブログの世界でも、おやじさんはソフトテニスで輝かしい経歴の持ち主ですが、やはり息子2人も「どこまで成長するんやろ。」とわくわくさせる活躍ですからね。
スポーツに限らず親がある程度の実績があるとその子も大抵はいい成績を上げます。私の様に「カズシゲ」状態で親に申し訳ないものもいますが・・・。
これはなぜかなと思うと、本人が「親に負けたくない。」という意志もあるのかもしれませんが、やはりものの考え方や行動の仕方が成功者・勝ち組(あまりいい表現ではありませんが)の子供は自然と真似するからでしょうね。
勝ち組の方の行動はなかなか真似できませんが、少しでも見習って成長したいものです。