京都の通りのわらべ歌
滅多に長浜を出る事がない私が今週は3回も京都や大阪方面に行きました。先週、米原方面に配達に行った折に例のシャトル切符を醒ヶ井駅で購入して参りました。あらかじめ予定がわかっていたら購入しておいてもいいですね。もし万が一キャンセルになっても未使用であれば払い戻してくれます。
さて京都に行ったときのことでした。実はその前に大津に用事がありましてそれを済ませて京都へ移動。少し時間がありましたので知り合いが造った店を見て来ようと思いつきました。場所は「三条新京極下る」と聞いていましたので山科から地下鉄に乗り三条京阪まで乗りました。
山科から乗る場合は気をつけないと。実は2つ駅がありまして京阪山科で乗るのと地下鉄の山科で乗るのとは料金が100円以上違うのです。2つあるのは初めて知りました。
さて、京都は住所表記を通りの名前で言います。例えば烏丸丸太町(からすまるまるふといまちではありません、からすままるたまちです)なら南北の烏丸通と東西の丸太町通りの交わったところで、そこを基点にして「上る」と言えば北へ行くこと、「下る」といえば南に、そして「東入る」(ひがしいる)と言えば東に行くこと、西なら「西入る」です。これの方が京都市何々町よりわかりやすいですね。
知り合いの店は「三条新京極下る、東入る」と聞いておりましたのですが、一向に見当たりません。そこで電話をして聞いたら三条河原町から下って六角通を入ったところとのこと。それなら「河原町六角西入」の方がわかりやすいじゃないですか。実際にすぐ見つかりました。
京都の通りはわらべ歌で順番が言われています。代表的なのは「丸竹夷二押御池、姉三六角蛸錦四綾仏髙松万五条」つまり北から丸太町、竹屋町、夷川、二条、押小路、御池、姉小路、三条、六角、蛸薬師、錦(錦市場で有名なところです)、四条、綾小路、仏光寺、高辻、松原、万寿寺、五条の順番です。南北もあるんですが、知りません。
これ覚えておくと、結構便利ですよ。