スポーツのガッツポーズ

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 大相撲で引退した朝青龍が土俵場でガッツポーズをするのは、大相撲の品格を損ねるとよく言われていました。しかし、団体スポーツでは特に球技のバレーボールではスパイクを決めたときなどによくありますし、個人スポーツでも相手がいない陸上やスピードスケートで記録を出した時やフィギャースケートで最高の演技をしたときにはよく出ています。

 団体スポーツでも高校野球でもよく長打を放った時やタイムリーヒットを打ったときによく出ていますね。高野連から「なるべく慎むように。」と言われているみたいです。

 これは相手を思いやる、尊重すると言う精神から来ているようで外国人にはあまりわからないようです。確かに相手を侮辱すると言うよりは自分に勝てた、最高のパフォーマンスができたと言うことからガッツポーズをするのですね。

 私も学生時代柔道をしておりまして、強い先輩に相撲で勝ったときにガッツポーズをして喜んで注意を受けた事があります。

 「先輩のような強い人に勝てて嬉しいであります。」と言いましたが、本当に尊敬している好きな先輩であったならそんな事はしなかったのではないかなと今では思います。

 先日の北大津高校。残念ながら成田高校に破れましたが序盤に3番を打っていた山田元気選手が初回に先制タイムリー、3回にツーランホームランを打ちましたがたんたんとベースを廻っていました。解説者がそのことをとりあげ、アナウンサーや視聴者に思いを投げかけていました。

 私も山田選手の行動は素晴らしいことだと思いました。アマチュアスポーツであればガッツポーズも仕方ないですが相手に見せてはいけないですね。ましてプロならそんな事で喜ぶのではなく違うパフォーマンスがいいと思います。

 特に格闘技であれば大相撲で横綱・曙が大関・小錦を寄りきり、小錦はこれで大関陥落が決まったときがありました。そのとき曙は手を放したあと1礼をしました。これが勝負師の美学のパフォーマンスだと思います。

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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