戦後の自虐的歴史観について
今年は日韓併合からちょうど100年になります。菅首相が韓国に対しての謝罪のような事を述べた事に対して15日の終戦の日は韓国では光復節になりますので、菅発言を踏まえてのイミョンバク大統領のその日の演説が注目されます。
さて、日本の歴代の総理大臣が中国や韓国への謝罪をするかせんかでいつも問題になっております。どうすれば中国や韓国は納得するのでしょうか?
日本は敗戦国だから仕方ないと言うことなのかもしれませんが、ソ連が終戦直後、ふらふらになっている日本に対して宣戦布告して美味しいところどりをして千島などを占領。戦後、日本人捕虜をシベリアへ連れて行き、たくさんの人が亡くなった事、それに対して何も言わない日本人の方が不思議なのかもしれません。日本は大人なのか?
原爆に対してもアメリカでは「戦争を早期終結させ、アメリカ人の命が失われるのを防ぐ事が出来た。」と言う理論が大勢を占めているようで今年の広島の慰霊祭にアメリカ政府からの参列に異議を申し立てる人がいるようです。
私は「2度の世界大戦は大国同士の植民地や利権の奪い合い。」であり、ベルサイユ条約や東京裁判は「戦勝国が敗戦国に対してのおしおき」にすぎないと思っております。
私達は戦後の教育で「日本が悪い。」という間違った考えは改める必要があるとは思いますが、戦後の世界の国々で終戦記念日の日付とその名称が違うように、国々によって考え方が違うということを今一度認め合い、平和国家日本のそして世界の確立を目指すべきなのでしょうね。平和ボケのどこが悪いのか、わたくしはわかりません。
*ちなみにアメリカとロシアは終戦記念日は9月2日、つまり戦艦ミズーリ艦上で重光外相が降伏文書に調印した日です。名称も「対日戦勝記念日」です。