大阪国税局

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昨日はちらほら粉雪がチラチラ舞う寒い一日でした。

 

でも雪が積もってないだけでも どれだけ助かっていることか。

 

 

 

 

昨日は大阪国税局の鑑定官の先生がおみえになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ききぢょく【利き猪口】を用意して

 

 

私は、以前主人に「普段着にもほどがある」と言われた服を着てお待ちしておりました。

だって寒いんだも~ん。

 

 

 

 

午後になって長浜税務署長さんと大津税務署の酒類指導官の方と大津税務署の上席国税調査官の方と

そして大阪国税局の鑑定官の先生の4名でお越しくださいました。

 

この鑑定官の先生は、とても若い女性の先生ですごくお優しい口調でお話くださいます。

 

 

 

去年の暮れから仕込んだお酒を造っている蔵をみていただき、それぞれのお酒の利き酒をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この中で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度も何度も香りをかぎ、繰り返し、利き酒をされます。

私には、甘口とか辛口ぐらいはわかるのですが、その微妙な感覚はさすがに研ぎ澄まされた感性をお持ちの鑑定官の先生。

 

少しの違いもはっきりと見分けられていきます。

 

す・すごい。

 

 

利いていただいている間、心臓がドックンドックンしていました。

 

 

 

 

 

 

 

当然のことながらこの容器に出し、次のお酒という具合に何度も繰り返されます。

ちなみにこの容器のことは【ハキ】と呼ばれています。

そのまんま(笑)

 

 

私などははじめはなんとなくわかっても、何度もお酒を含んでいるうちに口の中が麻痺してしまいわからなくなってしまいます。

 

そこはさすがに国税局の鑑定官の先生、微妙な香り、味などを利き分けてメモされます。

 

 

後で結果をお聞きしますと、今年の山田錦で仕込んだ純米吟醸は香りもよく切れもいいと言っていただきました。

少し思っていたより辛口に搾れてしまったので、心配していたのですがそれほど心配することはないと言っていただき、自信を持って売っていきたいと思います。

 

 

 

他のお酒の結果も聞いてほっと胸をなでおろしました。

 

 

 

その後、『ルミテスター』という機械で、蔵内のタンクの内側、櫂棒の先、ホースの内側、瓶詰め機の筒先の試料を取って検査をしていただくことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

この方が鑑定官の先生。

お若い、こんなことをいっては失礼かもしれませんがとても可愛い先生でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

緊張する~

 

 

 

 

 

 

 

その後、蔵の中は暗いので座敷の方に入っていただきそれぞれのお酒の経過簿と検査の結果をお聞きします。

 

 

 

 

 

 

 

これが経過簿。

 

これを見ながら今後 どういう点に注意をすればいいかをお聞きします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルの上にちらりと映っているのが『ルミテスター』わずか10秒で雑菌がいるかなどがわかるという優れもの。

 

数値はどれも正常範囲内で清潔に保たれていると言っていただき、こちらもほっといたしました。

 

 

 

寒いところでの利き酒、ありがとうございました。

 

 

 

先生方をお見送りして、蔵の中に入り後片付けをしました。

 

 

 

利き猪口の中に残ったお酒を全部飲み干したことはいうまでもありません。

 

 

 

おいしかった~^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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