施餓鬼法要
昨日は朝早くからお寺のお手伝い2日目。
前日にはすっかり忘れていた3年前のブログを見返しまして一応プリントアウトして出かけました。
今年は仁寺町、北之町、仲之町、本町の当番なのでご近所の顔見知りの奥さんばかり、誘い合わせてお寺に出かけました。

前日に塩もみしたきゅうり。
これは個人の容器をもってきてくださったので、来年からお寺で買っていただくことになったようです。
水気がうまく搾れます。

丁字麩の辛子和えの下ごしらえ。
味付けはベテランさんがしてくださいます。
あとは辛子味噌を入れて
私は味見だけ~
さすがベテランさん、おいしい~!

お漬物も順次切っていきますが、丸く切るか拍子木に切るかでどうする?どうする?
両方作っておこうということになったようです。
ベテランさんも3年前のことは忘れるらしい。

今年もかまどに火をおこします。

まずは昆布とお揚げと茄子の煮物100人分。
調味料を入れる時に目に煙が入って痛い、痛い。

高い高い天井には換気扇がまわっています。
天井はとても高く、梁もいい色になっています。
立派な建物。

今年は私も薪をくべさせてもらいました。
3年前は怖くて近づけなかったな~
その後この鍋で、今度はかぼちゃと茄子とお揚げの味噌汁を作ります。

机も並べてもらって
みんなで手分けして器に盛りつけていきます。

仏様のお膳

施餓鬼のお供え用のお膳もできました。

お供え用のおぶくさん
笹の葉が敷かれています。

これを持って本堂へ
いつ見ても立派なご仏壇です。

お供えの準備もできてご住職のおつとめがはじまります。

私達も拝ませていただきました。

3年前のブログを印刷していって、配膳の位置をたしかめます。
3年に一度のお手伝いだと、丁度忘れる頃なんですよね。

これでいいのだな。
ここでお参りに来ていただいた方と一緒に私達も食事をいただきました。
食事を頂く前に、自分たちのご飯茶碗の中から少しづつのご飯粒をみんなが出して集めます。
普段からの食べ物を大切にし、また他に施し、共に分け与えていくという日常の心がけが、施餓鬼供養の意味だと思われます。
その後、みんなで大量の器類を洗ってすすいで、拭いて、元の箱に納めていきます。
これがけっこうな時間がかかります。
これ一個足らんで~
ここに出てきた~
この繰り返し。

すべてが終わってから、立派に手入れのいきとどいたお庭を見せていただきました。
暑い日でしたが、外からは心地いい風が吹いていました。
3年前のブログには、「3年後にはもう少し役にたてているでしょうか。
きっと3年後、すっかり忘れていてこのブログを見返して復習している自分が見えます」
と書いています。
そのとおり!ぷぷぷっ~
役に立てたかどうかは少し疑問~。
そして最後に「それまでブログ続いているかな~」って書いてます。
なんとか かろうじて続いておりました(笑)

