人間万事塞翁が馬
テーマ:ブログ
2008/09/16 09:30
昔、青島幸男の作品で「人間万事塞翁が丙午」という小説があって、テレビでドラマ化もされていたように思う。
元は「人間万事塞翁が馬」からきているのだろうが、私はいつも生活する上でこの言葉を頭においている。
人の世は禍福の定めがなくて、災いが福に変わり、また福は災いに変わる。
人間の吉凶禍福は変転し、予測できない。だから安易に喜んだり悲しむべきではない。幸福や不幸と言うものは予想のしようがないという意味らしい。
私たちがこの世の中を生きている中には、予想もしていなかったような悲しい出来事がおこったり、そうかと思えばとてつもなくうれしく心躍ることがあったりと、まさに予想のしようがない。そこが人生面白くもあり、怖くもあるところでもある。
でも人生ってこんなもんなんや、って思うと何が起こっても受け入れられるのかもしれない。
たぶん私の人生もまだしばらくは続いていくだろうし、もっともっと予想できない出会いがあり、別れがあったり、うれしい事があったり、悲しいことに遭遇したりするのだろう。もうこれ以上耐えられないという経験もするかもしれない。でもまたよいこともあるかもしれないと思えば何とか生きていける。「人間万事塞翁が馬」これからも心に刻んでおきたい言葉です。