300ml瓶詰め
三姉妹の300mlのお酒。
純米酒、純米吟醸200本づつは詰められました。
残すは本醸造酒。
これは洗った瓶。
タメにお酒を入れて
この時、この大きめの白い漏斗がとても重宝です。
この時は柄杓を使って1本ずつ手詰め。
200本この動作を続けるとさすがに手首が痛くなります。
瓶の口を綺麗に殺菌した布でお酒を拭き取りネジ栓をしめます。
詰められたお酒は、60度まで熱酒にして瓶燗殺菌を行います。
これは主人がしてくれます。
これで残るは、桑酒300mlです。
レッテルが来るまでに全部詰めなくては。
まだまだ先は長いのだ。
なんだか今年の10月は忙しい。。。
違いがわかる男
うちはお酒を詰める時に、自分のところで回収している瓶を使ったり、瓶の色によっては回収できないので、リサイクル瓶を扱っておられる瓶屋さんで、洗い瓶を買ったりしています。
新瓶で買うよりお値段は断然お安い。
これも阪急の試飲販売の時にお知り合いになった成尾屋さんという瓶屋さんです。
阪急ではほんとうに多くの出会いをさせていただいています。
いつも大阪からトラックを走らせてこの木之本まで瓶を運んでくださいます。
その成尾屋さん、毎回催事をする時は顔を出してくださり、お酒も買ってくださいます。
9月の催事の時にこの成尾屋さんが、「レッテル落ちにくそうですね。(瓶洗いの女を見ていてくださる模様)うちで使っている洗剤を一度使われませんか」
ご親切に送ってくださいました。
今回の瓶洗いは日曜日に。
自営業に土曜も日曜もございません。
自営業の悲哀ですね~。(笑)
今回はこの洗剤を使うことに。
今回も日曜日のためにバイトの子はお休み。
またまた主人に写真を撮ってもらいました。
そこに「少しだけ手伝うわ」とやってきた息子。
「なんかいつもと匂いが違う」
おっ、洗剤変えたのわかったか。
違いのわかる男になったな。
4合瓶は年季ものの瓶のためかなかなか落ちず、
「いい洗剤使っても瓶洗い機もええのにせなあかんて」と主人。
明日は本醸造を詰めます。
やっぱり洗い瓶の方が、手間も灯油も電気代もお安くつくような気がします。
せっかくつけたマニキュアもハゲハゲ。
手もしわしわ。
瓶洗い女の悲哀~。
若女将とは
ゆうべ夜遅く、1本の電話が。
母が出ました。
「なんか、取材がどうとかこうとか言ってやあるから代わりに聞いて。」と母。
私が電話に出ますと、男の方。
「フジテレビ系列の番組で虹色ジーンという番組で、女将さんと若女将さんの日常の様子などを取材させてほしいのですが」
というような内容だったと思います。
どうやらホームページから私のブログを見られたご様子。
「あの~、若女将さんのお歳はおいくつですか?」
私も別に隠すこともございませんので正直に「○○歳です」とお答えしました。
「えっ・・・・・!(電話の向こうで固まってる) では女将さんのお歳は?」
「○○歳です」。
「そうですか~、いやぁ、若女将さんの年齢は30歳前後、女将さんの年齢は60歳前後を想定しておりまして、この話はなかったことにしてください」とのこと。
と言う訳で、このテレビ番組のお話しは虹のように消えてなくなった訳です。
私もこのブログを始めたころかは早2歳は歳を重ねておりますし、実際、このブログタイトルの『若女将奮闘日記』の若女将に引かからないないわけではございません。
実際、「若女将」というにはちょっと歳いきすぎたかとも思います。
しかしながら、女将である母も現役バリバリで働いておりますのに、「女将」を名乗るのはおこがましいし。
かといって「若女将」というにはちょっと抵抗もある歳になってきました。
「ちょっと歳行きの若女将」か・・・はたまた
「初老女将奮闘日記」ではなんだか元気がなさそうだし・・・
世間では30代が若女将なのねってことを思い知らされた出来事でありました。
ちょっとここらへんで考えないといけませんね。
世間を惑わせてはいけませんから(笑)
箱組み
早いもので11月に入りますとそろそろお歳暮の注文が入ってきます。
まだまだレッテル貼りもできていない状態なのですが、まずはできることからコツコツと。
まず、箱の入ったダンボールを開けますと、組み立て式の箱のキットが入っています。
実は、このお歳暮から百貨店からの要望で、720mlの瓶の頭がきっちりと入って隙間が空かない箱にするようにと言われました。
容積率の問題だそうです。
空間が多いとだめなんだそうです。
今までは、720mlと900mlの瓶がどちらでも入る兼用の箱でした。
なので、720mlを2本セットで入れると上のほうに2cmほどの空間が空きます。
どうやらそれがいけないらしい。
なかなか厳しいです。
色々なパッケージ会社に問い合わせましたが、どこも兼用の箱しかなく、やっと1社だけ720ml専用の箱を既製品で作っている会社を見つけました。
今までより1個辺りの値段は高くなりましたが、仕方ありません。
またこの箱を6個入れるダンボールの箱のサイズも変えて作り直しです。
今までの箱に手がなれていることもあり、組み立てに非常に手間がかかります。
外箱と内箱をどんどん組み立てます。
おぉ~、箱のタワー。
崩れてきそう。
午前中かかってやっと100個の箱が出来上がりました。
たくさん売れないと困るし、組み立てるのも困るし。。。
秋の風景
己高庵に配達に行きました。
帰り道、目に飛び込んでくる綺麗な色。
最近、道端でよく見かけます。
これはわかる。
ススキ
あんまり綺麗なので、車を停めてしばし見とれていました。
萩の花ですよね。
秋の七草の一つ。
「かくのみに ありけるものを 萩の花
咲きてありやと 問いし君はも」
万葉集