酒蔵女将奮闘日記

またまた瓶洗い

瓶洗いの季節にはちょうどいいとはいえまだまだ先にどーんと仕事は山積。

ひとつひとつ片付けていかなければ。

３００ｍｌの新瓶を６００本洗います。

瓶は小さくてもかかる時間は同じ。

うちでは初めての３００ｍｌの緑瓶。

本日はバイトの相棒がお休みだったので、久しぶりに主人と瓶洗い。

遠慮気味に、「写真撮ってもらってもいいかなぁ」と私。

なかなかええ腕してるやん、お父ちゃん。

この瓶に純米酒、純米吟醸酒、本醸造酒を詰めます。

今回は洗いませんでしたが、また後で、桑酒も詰めまして、大河ドラマにあやかって三姉妹のお酒を出すことになりました。

これから急ピッチでお酒を順番に詰めていきます。

同じ瓶だから間違わないように。。。

出来上がりが楽しみです。

朝から熱湯でじょうごと枡を洗って熱湯消毒。

実は今回の徳利詰めには、あみさんから教えてもらったセリアの、トイレ用品っていう看板のある棚の左の棚にあったロートを買いまして、それを使うつもりでした。

これは３００ｍｌ徳利用に。

これは２００ｍｌ瓢箪用に。

・・・がどこに大事にしまったのか、どうしてもありかがわかりません。

ちょっと早く買いすぎました。

また忘れた頃に出てくるでしょうが。

一升徳利を詰める用の一番大きなロートは、やはり見つかりませんでした。

今回は、いつものじょうごで詰めましょう。

２００ｍｌ瓢箪。

微妙に口の大きさが違って、空気がうまく抜けずにブクブクと噴いて出てきます。

難しいな。

３００ｍｌこれは口が大きいからこぼれません。

今回、新しくなった徳利、ひと回り大きい。

中身は増えませんけどね。

最後は一升徳利。

そこでめったに起こらない奇跡が！

いつも適当にタメにタンクから桑酒を出すのですが、最後の分量が難しい。

多すぎると、桑酒が余ってしまうので、大変。

少なすぎても、また少しずつ出さなければならないので、面倒。

今回、量ったようにピッタしカンカン。

なにかとってもすっきり気分。

その代わり、瓢箪の数よりコルクの数が１０個多かった。

私の相棒が数えてくれたのですが、数えている時に、私が話しかけたのがどうやら悪かった。

「今、何時だい？」

まあ、終わりよければすべてよしです。

でもあのロートどこへ行ったのでしょう。

お取り寄せでは買えないという

以前ままさんのブログに紹介されていたお菓子

あみちゃんちにも。

銀のぶどう

いつもお世話になっている方からいただきました。

お世話になっているのはこちらの方なのに。

どんなお菓子かしら。

初めてお目にかかります。

シュガーバターの木とシュガーバターサンドの木

『こんがり生地にこがしバター

さっくりかろやか　こがし砂糖

はじめての　ＴＨＥ　シリアルスイーツ』

なんだって。

今日の３時の休憩はこれで決まり！

ありがとうございます。

いただきます。

感謝の気持ちと共にいただきました。

遊んできた後は、きばりやー！っということで

もう桑酒の２００ｍｌの瓢箪が残すところ６個。

なんでこんなにギリギリ？

さっそく徳利洗いをいたしました。

一番奥の蔵の中に置いてある徳利をリヤカーでフラフラしながら運びます。

はっきり言って、後ろから見た人は怖いと思う、運び方が。

まずはもうあと残り６本の２００ｍｌ瓢箪から。

ちょっといつもより本数を増やしました。

１８０本洗います。

お次は３００ｍｌ徳利。

ここに浸かっている徳利で、今までの在庫はおしまい。

窯元さんがやめてしまわれたので、後は新しい徳利を別の窯元さんに焼いていただきました。

少しだけ形や注ぎ口が違います。もちろん『桑酒』の字も違います。

少し大きさも大きくなったよう。

暖かいので素手で洗います。

最後に一升徳利。

この徳利も、在庫があるだけで廃盤になる商品。

ここは窯元さんが焼いてはおられますが、有名な作家になられたとかで異常に値上げをしてこられました。

今の値段では、出すことができないので在庫限りとなりました。

なんか、最近、在庫限りが多いような。。。

お天気がいいのでよく乾きます。

徳利の場合は窯元さんの高齢化など諸事情があるので、なかなかこの先同じものを続けていくことは難しくなっています。

なんとか２００ｍｌや３００ｍｌの瓢箪や徳利は続けていければと思いますが、こればかりはこちらだけの都合という訳にもまいりませんね。

集合時間は６時１５分

朝４時に起きました。

何故そんなに早起きしたかというと彦根集合が６時１５分。

木之本発の始発で行っても間に合わない。

５時に家を出て彦根の集合場所へ主人に送ってもらいました。

せめて集合場所は長浜駅くらいにしてほしいな。

このバスですね。

お天気がいいのがなにより。

予定通り６時２５分に出発。

連休のためやはり道路が混むらしいのです。

私のお隣の席は、やはりお一人でこられていた彦根在住の６９歳のちょっと歳行きのおばさん。

品が良くて穏やかそうな方。

よかった。

行きは不思議なほど車がすいていて、添乗員さんも驚くほど早く現地に到着。

ほんとうは一番に異人館に行く予定が、なぜが最初に宝石店に連れて行かれました。

なんとここで９０分滞在。

宝石の原産地などの説明を受けながら

宝石試着コーナーへ

桁がちゃいます。

製造直売ならもう少しお安くなるのではというお値段。

「１５万のピアス１０万５千円にさせていただきます。３０回払い、金利手数料はこちらもちで」

ジャパネットタカタか！

と突っ込みを入れつつ。

クイズがありまして、ダイヤ１キャラットは何グラムでしょう

「０．２ｇ！」と適当に応えて

天然ルビーパウダー配合の入浴剤をゲット。

ただでは帰りません。

そんなこんなで結構目は楽しませていただきました。

ご夫婦でいらしたご婦人。

旦那様に黒真珠をねだっておいでになりました。

買ってもらえなかったみたいですけど。 

ここの９０分はもったいない時間ですね。

でもこのような旅行には必ず組み込まれております。

私たちのツアーではない方が何名か買われていたようです。

 外に出ると同じような観光バスが５台ほど停まっておりました。すご！

今日はただの旅行、ただの旅行と呪文のように唱えながら

お次は異人館へ

神戸の異人館は、独身の頃に何度か訪れたたことがありますが、

震災を経験し、建て直された建物もあるとか。

最近はパワースポットとして観光客の集客を集めているようです。

ここで１３ほどある異人館の中で５箇所を回れる件がバスの中で買うとホリデー旅行の得点として２１００円

のところ１５００円。

別々に一つづつは入ると入館料２７００円。

ここはせっかく来たんだから買いましょうとチケット購入。

バスの中で添乗員さんにパワースポットなるものを簡単に聞きましたが、そんなんいっぺんに覚えられませんがな。

おー！これが有名なおらんだ坂。

昔、行ったんだろうけれど全然覚えがありません。

私はバスでお隣どおしになったおばさまとご一緒にこのすごい坂を登っていきました。

一人で行ってもお友達がすぐにできるものですね。

ここは雨が降る時は滝のように上から流れてくるのでしょうか。

良かった、晴れて。

うろこの家・うろこ美術館に到着。

もと外国人向けの高級借家で、名前の通り、魚のうろこのような天然石の外壁が見物です。

このうろこの家から見る神戸の町並みはすばらしく綺麗でした。

ここに実際に住まわれていた外国人の方がいらしたんですね。

ここで、すでに、うろこの家とうろこ美術館で、２枚の券を使ってしまったようです。

お次は山手八番館。

ここはサーターンのイスという椅子があってその椅子に座ると願いが叶うという記事が新聞に載ってからすごい人気のようです。

私たちはお昼の集合時間があるので、あまり並んでいたらやめましょうと思っていってみました。

あら、けっこう並んでいるじゃないの。

でもすごい時は３時間待ちとか。

他に行く所もないので、とりあえず並ぶことに。

圧倒的に女性が多いですね。

外側からはわかりませんが、中に入ると天井近くに素敵なステンドグラスが。

辺りを見渡しながら３０分ほどでサターンのイスまでたどり着けました。

私もこの椅子に座っていっぱいいっぱい願い事をしてきました。

サターンとは、ローマの神話の農耕・豊穣の神だそうで、左側の椅子に男性が、右側の椅子に女性が座ると願いが叶うのだそうです。

男性は人数が少ないので何回も座っておられました。

男性には意外とお奨めかも。（笑）

ここを出たところで、実は一つ目に行ったうろこの家には「カリドンの猪」というのがあって、その鼻を触るとご利益があるとか。

みんなが触るものだから鼻が金色になっていたそうです。

「あの～、もう穴の空いたチケットではもう一度はいれないんですよね」

とダメもとで聞きました。

やっぱりだめ。

もっと早く言ってくれないと～。

そこはは諦めて、次に。

旧中国領事館

ここは魔よけの狛犬があってその間を通り抜けると愛情に恵まれるそうです。

おっ、いたいた狛犬。

テレビドラマに出てきそうなベッド

かえりに狛犬くんのあたまをなでなでしてきました。

当然両方。

ここは西周時代の古文化財から、宋代の陶磁器、現代の水墨画まで幅広い中国美術をコレクションしてあって、オリエンタルムード漂う館内で、明・清朝時代のすばらしいインテリアを堪能できます。

あと入れるのは一つだけ。

旧パナマ領事館へ行って来ました。

ここにもなにやらあるらしい。

入り口に。

シーホース

どんだけ願い事あるね～ん。

って言いながらおばちゃんと２人でなでなでしてきました。

そうこうしている間に集合のお時間。

遅れては他の方の迷惑になるというので

３０分前には昼食の萬寿殿という中華料理店へ。

こんなのいただいてきました。

映像はありません。

一緒にお食事している間に同じテーブルの方たちともお友達になって、私と隣に座ったおばさまが仲がいいので、親子と思われていたようです。

で、急ぎ足で神戸ベイクルーズロイヤルプリンセス遊覧

これに乗るんですね。

あっちのほうが豪華な客船に見える。

あれ可愛いディズニーランドの船みたい。

出～発！

風がきもちいい。

波も穏やか。

遠くに見えるのは明石海峡大橋。

お天気が良くないとみえないそうです。

タンカーなどを誘導する船。

最近は女性の船長さんも増えてきているそうです。

海の女ですね。

そんな人前でいちゃつかんでも。

神戸空港なんかも船の上から見てきました。

神戸を出たのが１５時４０分

さすがに休日、高速道路は渋滞。

あまり休日には出かけたことがないので、今までは他人事のようでした。

竜王アウトレット渋滞とか言うそうですね。

竜王で高速を降りて湖周道路を走り。

１９時には無事に彦根に帰ってきました。

旅行の途中で、木之本のご近所のご夫婦にばったり会って、帰りは車にちゃっかり乗せて帰っていただきました。

主人の指令通り無駄なお金は使いませんでした。

いつもバイトでお世話になっている人だけにはお土産を買いました。

これで私の一人旅？（ちょっと違うかな）は終わりました。 

ながらくのお付き合いありがとうございました。

最後まで見てくださった方、ありがとうございます。

今日から、また頑張ってきばります！！

どんな願い事が叶うのか楽しみ。。。

ちょっと願い事多すぎ？