初茶会

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結構なお点前でございます・・・

 

 

 

な~んて、私はお茶の世界には無縁で、お茶席にはほとんど出かけたことはありませんでした。

 

 

 

私の実家の母は、私が物心つく頃からずっと茶道を習っていたので、家で練習している姿やお茶のお道具やお茶会に行く姿などを身近に見ておりましたが、それに影響を受けることなく成長してしまいました。

母から平点前は教えてもらいましたが、興味がないものだから右から左へ~

 

 

 

ですから、お茶席というところには作法を知らない私は 自然と足が遠のくという感じでした。

 

 

 

昨年ひょんなことから、古橋にあります『己高庵』の役員を頼まれてその末席に身をおいております手前、己高庵の初茶会の招待状がきまして昨日初めて行って来ました。

 

 

己高庵さんはできた当時から、お酒の配達には行っていましたが、このような場に呼ばれることは初めて。

 

 

「平服でご出席ください」と書かれていたので軽~いノリで行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

己高庵

 

お風呂も入れます。

 

お食事もできます。

 

お酒も買えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

入ったら、なんか物々しい雰囲気(^_^;)

 

 

 

 

市長さんや議員さんや学校関係の先生方などなど。

おかめちゃんの旦那様にもお会いしまして『眼福』にあずかりました。(笑)

 

息子が中学の時にお世話になった担任の先生が教頭先生になられて来ておられました。

久しぶりにお会いして、ご挨拶させていただけてよかったです。

 

その中に、よく知っている奥様がお一人いらしたので、ちょっとほっとしましてしばし歓談。

 

「あの人誰?この人は?」などと教えていただいておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここが己高庵のお茶室。(写真撮り忘れたので秋に撮った写真です)

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく人数が多いので4人入るところに8人くらいずつ入りましてお濃茶をいただきました。

私、お濃茶をいただいたのははじめて。

濃厚でとっても美味しかったです。

美容と健康にも抹茶はとてもいいそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏千家の名誉師範の北野宗道さんのお話を聞きながら、ゆっくりとした時間をすごさせていただきました。

己高庵のお茶室では、近隣の小学生にお茶を教えてお茶会をしたり、学校教育の中に小さい頃から茶道を身近なものとして取り入れる取り組みをもう20年も前からされておられます。

 

 

履物を揃えて置く、食べる前にいただきますを言う、そしてご馳走様でしたと感謝の言葉が自然と出てくる。

 

そんな当たり前のことが、教えなくても出来る子どもたちが自然とその中で育っているとおっしゃっていました。

 

茶室の中から自然と笑い声がでる。

それを聞いて、お茶をたてた方も喜ばれるのだとおっしゃっていました。

一応の作法はあるけれども、茶室に入ったものが楽しい時間を共有することが一番なのだとも。

 

 

 

 

 

 

 

床の間には季節を先取りした梅の木と椿

 

 

 

 

 

 

 

『独座大雄峯』

昔、中国に百丈という禅師がいらして、大きなお寺を建てられたそうです。

そこに庶民が集い 百丈禅師に「どうすれば幸せになれるのか・・・と尋ねたところ、禅師は「今、ここに座っていることが幸せなのだ 今命がありここに存在し得ることに幸せを感じなさい」と説かれたということです。

 

 

と、北野先生にお聞きしたのに私はすっかり右の耳から左の耳へ~

 

後で藤井市長さんの秘書さんにお聞きいたしました。(^_^;)

さすが秘書さん、違うな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、この春の和菓子を食べて幸せを感じておりました(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし明智光秀が天下を取っていたなら、千利休の茶道とはまた違ったお茶の世界になっていただろうとも教えていただき、戦国の世に名前を残された方々も身近に茶道を嗜まれていたことをお聞かせいただきました。

 

 

それが脈々と現在にも受け継がれているってすごいことですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、点心をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に出てきたこの椀

 

 

桜湯と言って、お食事前に体を温めるために飲むものだそうです。

 

 

昆布でとった2番出汁の中に桜の花。

味はほんとうに薄いのですが、桜の花びらがなんとも言えず綺麗でかわいい。

 

 

 

 

一足先に春を感じるお料理をいただいて帰ってまいりました。

 

 

 

日頃バタバタとした生活をしている私も、ひと時の潤いを与えていただいたような時間でした。

 

 

 

 

だけど、お茶の作法はやっぱりわからん。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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