袋かけ
父がまた私を呼びます。
「お~い、そろそろ袋かけしてくれるか~」
指先は自由に使えるんですけどね。
じいちゃん、意外とスパルタやな。(笑)
そろそろ桑酒を搾る時期がきています。
この仕事もナットを締める時、かなり右手に力がいります。
前日に、息子に「明日バイトから帰ってきてから手伝ってくれんかな~」
「わかったー」
この日は前日、息子の高校時代の友達が泊まりに来ていて、遅くまで遊んでいます。
朝4時半に起きられるんかいな。。。と思っていましたが、何とかバイトは行ったよう。
たくさんの袋は、蔵の2階から朝 主人が降ろしてくれました。
バイトの相棒と手前と反対側に立って まず、板に袋をかぶせていきます。
板によって袋の形も違うので、選んで選んで。
「これや~、いやこれとちゃう」と独り言を言いながら。
友達来てるし、たぶん息子は来てくれないだろうと思っていました。
なんとびっくりバイトが終わった息子が来てくれました。
「ええの?友達ほおっておいて」
「まだ寝とる」
助かりました。
一枚ずつ、ボルトをナットで締めていきます。
地道な作業です。
私は、金具、ボルト、ナットとまるでオペ室の看護士さんみたいに一つ一つ手渡す役。
何枚もあるので、けっこう途中で飽きてくるの、このお仕事。
そのうち息子の友達が起きてきてので、マック行ってきてもええかな~と。
まあ、しゃーない。
バイト代はマック代やな。(* ̄m ̄)プッ
その後は主人が手伝ってくれてなんとか無事に袋かけができました。
みんなのお陰で早くすみました。
ありがとさん(^o^)/