子供おこない
昨日は一日 私たちの町内で『子供おこない』というものとり行われました。
実はこのおこないさん 14町ある木之本の町が順番に受けるおこないさんで、町の子供たちの健やかな成長を願って、御神体を毎年献頭町から受頭町に渡す大切な儀式です。
実は私たちも14年前にこの子供行いをして、御神体を受けた子供のいる家々で持ち回りでお祭りして一年間お守りしました。
14年前、そうその頃は私もまだ30代
若かったな~・・・
私たちの頃は、まだ子供の数もたくさんで、子供のいる家庭が子供行いを受けるということになっていました。
ところが年々子供の数が減ってしまい、子供のいる家庭だけでは役割分担ができなくなり 今年は自治会で受けることになり、小学生以下の子供のいない私のところにも参加の依頼がきました。
今年のお宿へ 朝9時から向かいます。
朝から生憎の雪。
みんな礼服なんですが、パンプスなんて履いてられない。
ちょいとよそいきの長靴を履いていきました。
細かな打ち合わせを聞いてから外で待機。
誰の行いが悪いんやろ~(笑)
この子は3歳になったばかり。
寒くても ぐすらずいい子にしてました。
とにかく寒いので、献頭町が来るまで待ってる間に、足がしもやけになりそうでした。
献頭町が来るのを待って、あとを続いての行列
意冨布良神社(おおふらじんじゃ)に到着。
繭玉
お餅が巻き付けられています。
この神社で受頭町の子供たちと献頭町の子供たちの祭典が行われて今度は自分の町内を練り歩きます。
御神体と共に
献頭町から受け取った繭玉を引きずりながら
私たちは供花持ち
これが最初はいいんだけど、片手が傘でふさがってるから 片方の手でずっと持ちながら町内練り歩き。
結構 だんだん重くなって、しまいには片手がしびれてくる。
14年前はいいお天気だったから両手で持ってたようなかすかな記憶が・・・
無事に祭壇を組み、神主さんに祝詞を唱えていただきます。
このような子供行いという神事。
よくも悪くもたいへんだけれど子供たちの楽しい笑顔を見ると いい風習なのだな~と思うのです。
子供たちを通じて親も仲良くなりますしね。^^
この子供行いにはもう一つやることがあります。
受頭と献頭の年に愛宕山に登るのです。
14年前 登りました。
けっこう険しい山。
でも子供たちは元気。
どの子も脱落することなく登ったものです。
私は体が重いので大変な思いをしました。
たしかその年から 私は阪急百貨店の催事が始まり、愛宕山に登る日だけ母に催事に行ってもらって私たち夫婦は子供たちをつれて山登り。
で、次の日のまた阪急の催事に行って、帰りの木ノ本駅の階段が足が極度の筋肉痛で降りられなかった思い出があります。
阪急へも もう14年も行ってるんだーと改めて思うのでした。
あの頃は若かった。
もうええてか(笑)