酒蔵女将奮闘日記

本日はまだできていなかった純米大吟醸のレッテル作りから。

いつものようにコピー機で。

急いで瓶に貼って今日は金色のカッパ巻き。

　一升瓶から。

最近は以前に比べると一升瓶の出が悪くなっています。

いつもより本数控えめに。

お次は４合瓶。

ひゃぁ～！今度は金色のかけ紙が・・・す・少ない。

何回数えても少ない。

ぎりぎり足りました。

ぴったんこ。

慌てて注文。９日にしか着かないとのこと。

６日に発送。

お～怖

しかし、今回の分があってよかった。

どこかやっぱり抜けている私。

日頃から在庫管理はしっかりしないと、と思いながら。

こういう時、大きな会社は資材課とかあって、資材課長さんとかいたりするんですよね～。

今回は完全に私の管理ミス。

いや今回も…。

作業をしている蔵の中は、荷造りのできた荷物でいっぱい。

ここへは宅急便の車は入れないので道路に面した場所へ移動しようと思っていました。

さてさてまた冬型が近づいてまいりました。

昨日の朝までは南雪ということで朝方は彦根の方が雪が降っていたようですが、そうは問屋が卸しませんでした。

朝のうちに生酒などを軽トラに載せて冷蔵庫に移動。（この時は雪は降っていませんでした。）

荷物置き場もきちんと作って、さあ荷物を運ぼうと思ったら

なんじゃ　こりゃぁ～～～！

湖北の雪は積もり方が早い。

ダンボールが濡れてしまうので、本日の移動は諦めました。

この冬は雪に泣かされている私です。

来週はもう阪急百貨店に立っているんやなぁ、と漠然と考えながらとにかく今日のお仕事を。

本日は純米吟醸の７２０ｍｌのかっぱ巻き。

今まで何本巻いたでしょう、この紐。

組んでおいた１本入りの箱に詰めます。

きれいにガーゼで拭いて出来上がり。

ダンボールに詰めて梱包。

やっとこの子に取り掛かれます。バレンタイン用『湖音』

ちょっと説明書きも入れて。

なんだか小さいので、やってもやってもはかどらない。

先日少し大きめにお直ししてもらった梱包用ダンボール箱につめていきます。

ん？まだ少しきつい。

また太ったか！

ちょっと、きつきつだけど仕方がない。

今回はこれでいきます。

あと何ができてないんだ？

きゃー！純米大吟醸レッテル作らないとないやん！！！

猫の手も借りたいこの時期阪急百貨店からお中元の商談に来るようにとのメール。

こんなに寒いのにお中元・・・

昨日は朝から特に寒かったですね。

行ってきました大阪へ。

普段着慣れないスーツなんぞを着ていきましたので、冷たい風が身にしみる。

やっとこの辺りの地理にも慣れ（もうそろそろ覚えなあかんやろ・・）

迷わず目的地へ。

商談の時間にはまだ少し時間があったため、ヨドバシカメラでぶらぶら。

お昼を食べることにしました。

TVチャンピオンの店？

ここは入ったことがない。

すっごく寒くて体が冷え切っていたので自然と温かいものの方へ足が向きます。

とんこつラーメン。

なに？なに？

とっても替玉魅力的！しかも無料！

でも、ここはぐっと我慢。

しかし自然と足がこちらの方向へ。

せっかく替玉、頼まなかったのに、別の誘惑に負けました。

一人でまったりしている間に、いい時間に。

外に出るとけっこうひどい雨。

風も冷たい。

商談会場について、担当の方とお話。

お歳暮の反省点や、次期お中元の商品について相談。

去年のお中元があまり思わしくなかったので、今回は新提案。

一応、こちらの持って行った案でお中元を進めていく方向になりました。

無事に商談も終わり帰途へ。

帰りは即効で大阪駅で電車に乗り込みました。

電車の中で本を読んでいたので気がつきませんでしたが、ぱっと顔を上げると大津。

ひゃぁ～！雪積もってるし！

この分だと木之本はどのくらい積もっているのかととっても心配になりました。

・・・が帰ってみると、能登川辺りから雪が少なくなり、木之本は雨でした。

こんな日もあっていいよね。

秒読みに入った感のある歳時に向けての準備。

でもまだ先が見えてきません。

昨日は日曜日でしたが、バイトにきてもらってお仕事、お仕事。

純米吟醸にレッテルを貼っていきます。

これは和紙のためすべて糊貼り。

カッパをまいて紫の房でちょっとお化粧。

金色の箱に納めます。

この瓶の下に敷いてあるのは発泡でできたクッション。

これを入れておかないと、お客様の所へお酒が届く頃には瓶がくるりんと裏返ってしまうので、滑り止めです。

この金箱、やたらめったらよく滑るので、箱組みしていても積み上げると雪崩のように滑って落ちてきます。

落ちると門がへこんだり、表面に傷がついたりとお値段がお高い割りに扱いにくい代物です。

見た目の豪華さもお値段のうち。

お客様にぱっと目にとめていただくために、この箱にしています。

一升瓶の箱詰めなんとか完了！

３１日は恒例の棚卸が待っておりました。

いつもちゃんと私を待っててくれるのね、棚卸くん。