滑車
お中元で使う木箱が届きました。
これがけっこう幅をとって、店頭に置いておくと何かと邪魔になるので車に乗せて蔵まで運びます。
と、ここまでは主人に運んでもらいました。
「ついでに上まで上げて」
と言う前に主人の姿はもう消えてました。
しゃーない上げるか。
いつもはバイトの相棒と2人でやるんだけど今回はお休みだから仕方ない 一人で上げよう。
あそこまで。
箱があんなに小さく見える~
強~い味方の滑車君。
スルスルスルっと下まで降ろして、私も降りてビニール紐に滑車の鍵を引っ掛けて
またまた階段を登って
渾身の力を振り絞ってロープを引っ張ります。
あかん、桑酒の一升瓶の入ったP箱がひっかかって上がらん。
仕方なくまた階段を降りて、P箱移動。
今度はうまくいった。
よいしょ、よいしょ。
よし半分まで来たぞ。
あと一踏ん張り。
いやん、この棒が邪魔。
おお!あがった
けど・・・
降りてこん。
滑車のロープがネジネジになって滑車動かず。
下からおじいちゃんの咳払いが聞こえる。
「おとうさ~ん、おとうさ~ん」
駄目だ、聞こえない。
仕方がない、自力でがんばろ。
空中で箱をくるくるまわしたらなんとかロープが戻りました。
無事に到~着。
空けておいた場所に収納。
やれやれ。
上から見下ろすとけっこうな高さ。
落ちたら痛いやろな~
家に帰ると主人がいました。
「今、箱上げてきたわ、ひ・と・り で!」(これみよがしに)
「そんなん言ってくれたら手伝うのに
けどもう一人でできる自信がついたやろ」 だって。
たしかに・・・
しかしうちの仕事は上半身を鍛えるにはもってこいです。(苦笑)
一人でできて拍手かっしゃ~い。\(^o^)/