帰ってまいりました
しばらく都会の空気を吸ってきまして、一週間ぶりに木之本へ帰ってまいりました。
さぶっ・・・
帰りは まあ、そらどんだけ持つんや~てな感じで、片手にスーツケースとショルダーバッグ。
もう片方には、送るともったいないので空箱を一抱えもって田舎もん丸出しで帰ってきました。
今回は、途中で帰らず一週間大阪にお泊りさせてもらいました。
阪急の催事に行って始めてのことでした。
やっぱり楽っ~でしたわぁ(笑)
今回、阪急百貨店がグランドオープンして始めての催事。
しかも今までの時期より一ヶ月遅くの催事とあって、どれがどのくらい売れるのかもわからず、とにかくいつものように出荷の予定を考えて荷物を送っての催事となりました。
雪の心配もなく始発で大阪へ
もうすずさんのブログでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、15年?(はっきりわかりません)くらい大阪に行って初めて、息子が一緒に売り場について来てくれました。
昔、私の実家の母に私が仕事している時に連れて来てもらったときはまだ幼稚園か小学生の頃でした。
売り場も昔の売り場で、一人で阪急中を走り回って、迷子になったのかと思ったらいつのまにか地下2階のお酒売り場に帰って来ていた息子。
その子が20歳になって初めて同じ売り場に立っています。
感慨一入。
息子は瓶洗いや瓶詰めの仕事は手伝ってくれていますが、まだお酒の仕込みのことは何も知らない状態。
行きの電車の中で、純米酒とはなんぞやからはじまりまして、吟醸、大吟醸はどのような違いがあるかなど2時間かけての付け焼刃。
もっと早くから教えておけばいいのですが、こちらも準備で忙しく、息子も早くから聞いても忘れるとか言いまして電車の中の講義となりました。
まずは入門の心得などの説明と阪急社員としての接客のあれこれの研修を受けまして、いざ本番。
今度は大きな売り場になって、お酒の置くスペースも大きくなっていい感じ。
いつもより試飲をさせてとおっしゃるお客様も多く、息子も遠くの冷蔵庫から商品を出しにいってくれたりとなかなか役に立つや~ん。(*^^*)
始めのうちは、私やマネキンさんの売り方を見ていた息子も、3日目になると見よう見真似でお酒を売っておりました。
私は意識していなかったのですが、マネキンさんや周りの人が、「お母さん、そんなに心配そうな顔しなくても大丈夫やで」と言ってくださいます。
口は出しませんでしたが、なにやらいつもと調子が違う。
息子が私を呼ぶときに「お母さん!これは?」なんて言うので、お客様の前でお母さんはあかんやろ~とみんなに言われ、息子は「女将」と呼ぶことに。
こっちは言われ慣れてないもんだから、「女将」なんて呼ばれてもピンとこず誰のこと~状態で返事もせず息子に「いくら女将って呼んでも知らん顔してる」と指摘されてました。汗
一日目朝の8時半から夜の9時半までびっちりお仕事。
私はいつものことなので、慣れていますが息子はさすがに疲れたみたいです。
でも大きな声を出してお客様と接しておりました。
息子も今回は3日間のお手伝い。
いい経験をさせていただけました。
まあ、これから焦らずぼちぼちですね。
お疲れさんの後は、父の妹さん夫婦にいつものように滋賀県産の食材を使ったお店にご馳走になりにいきました。
かんぱ~い!
息子はお初のビールを頼み、飲めないもんで私が飲んだ(笑)
このお店には七本槍さんの前掛けが店の真ん中にどど~んと飾ってあるんですね。
毎回、我が蔵の営業力のなさを痛感させられる一瞬です。
でも息子と一緒に売り場に立つという、初めての経験のできた催事でした。
つづきはおいおい・・・・