かわいいお客様
小学校の総合的な学習の時間の見学ということで、今年は木之本小学校の3年生の子供達が店にきてくれました。
「おはようございま~す」
と賑やかな声。
かわいい子供達が11名来てくれました。
引率の先生のご指導のもと、桑酒についての質問がはじまります。
はじめは一言話すとそのことについての質問の嵐。
なかなか話が進みません。
でも下調べをしてきている子供達は、私の話を熱心に聞いてくれて、ノートに一生懸命書き込んでいきます。
小学生の頃から、桑酒ってどんなもの?
どうやってつくるの?
等々、興味を持ってくれることは大変うれしいことです。
残念ながら飲んでもらうことはできないので、グラスにそそいで香りだけはかいでもらいました。
「甘いにおいがする~」
「飲みた~い」
「20歳になったら買いに来てな」と私。
「うん、絶対買いに来るから、それまで生きててな」と言われてしまいました。 笑
桑酒の中に入っている桑の葉を実際に見てもらうことに。
店の両脇に植えてある木がいい具合に茂っています。
桑の葉って少し変わった形をしていますね。
子供達に一枚ずつ持ってかえってもらいます。
毎年実はならなかったのに、子供達が見つけました。
「おばちゃん、なんかなってる」
これはまだ青くて食べられないね。
あっ!赤いのがあった。
もう少し甘味は足らなかったけれど、一つずつ食べてもらいました。
その後蔵のほうへ見学に
子供たち、興味津々。
蔵の中の少しひんやりする空気で何かを感じてくれたようです。
あいかわらず、ブレこりん。
「おばちゃん!ぼく将来ここで働くわ!」
「ほんまか!待ってるで!」と私。
最後に「ありがとうございました」と礼儀正しく挨拶をして子供達は帰って行きました。
「絶対、買いに来るからぼくのこと覚えててな」
と可愛いことを言ってくれます。
ボケないように精進します。
小学生のころから、このように町のことを調べて身近に感じ取ってくれることはほんとうにありがたいことです。
毎年、先生が依頼に来てくださいますが、こちらからお願いしたいくらいの見学会でした。