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私たちの未来である子供たちのために

テーマ:伝統文化
元旦は穏やかな日差しのある一日でした。午前11時に長浜八幡宮へ初詣に行ってまいりましたが、参拝の方々で賑わい、どこか心暖かな気持ちになりました。

いよいよ幕が開けた平成二十四年辰年です。未来に向けて、私たちの未来である子供たちに大事なことを伝えて行く元年にしたいと思います。

古来から伝わる日本の伝統・文化。教育が変わり、人々の意識が変わり、知らず知らずの内におろそかにしてしまっていることが沢山あるのではないでしょうか。

今年は古事記千三百年に当たる年です。日本に残る最古の歴史書です。長らく、小学校の教科書からその内容は無くなっていましたが、今年の新しい教科書から「因幡の白うさぎ」などが復活するそうです。

偶然なのか必然だったのか、考えはいろいろでしょうけれども、子供たちが古代の歴史に触れる機会ができて、自分の根っこにつながる物語の一部でも知ることは、とても大事なことです。

花瓶の生花は、どんなに綺麗に豪華に飾られても、その寿命は限られた短い時間です。しかし、大地に根差す花は、自分の寿命が尽きても、花粉が新しい種を大地に根差して、その命を永遠につないでいきます。

家庭でも、学校でも、子供たちが根っこにつながるように、日本の歴史を正しく学べるように一歩一歩努力していかなければならないと思います。
感謝

船浅 藤居昌幹

春の新作展

テーマ:伝統文化
この一週間で桜は綺麗に満開となり、裸参りも始まりました。ようやく、長浜にも春が訪れたのかなという実感が湧いています。学校は新学期を迎え、満開の桜に包まれた入学式でした。また、政界では、新党「たちあがれ日本」が結党され、古くから伝わる日本の良き伝統文化を継承し、未来につながる政治が行われるようになることを期待したいと思います。

ギャラリー湧水 看板

弊社の「ギャラリー湧水」では、常設展示企画として「石原忠興絵画展・春の新作 ~温故知新~」を今日から始めます。石原忠興氏の豊かな感性により描かれた、湖北の雪と仏教という精神文化の源流の聖人・仏陀に通じる23点の新作を展示させていただいております。

ギャラリー湧水 春の新作

先行きが不透明なこの年に、仏陀が語りかけてくださる、何かが心に飛び込んで来るような作品です。

会期は、今日から5月22日(土曜日)まで、入場は無料です。
開館時間は、11:00~17:00。
毎週水曜日が休館日となります。

長浜中心部から北国街道を南の方へ徒歩10分、街道の佇まいの雰囲気を楽しみながら、お散歩がてらお越しください。十一川の石橋を渡ったらすぐ右手にあります。

皆様のご来場を心からお待ちいたしております。

私たちの未来である子供たちに、心豊かな、世界に誇れる日本の伝統文化を遺していくこと。それは、私たち大人がしっかりと為すべきことです。政治も経済も、お祭りや絵画などの伝統文化も、すべて日本民族として誇りが持てるように司り、経営し、取り組んで行くことが大事であると考えます。日本という国が、いい方向に舵が取られるようになることを祈りたいと思います。

私は、私が出来ることを考えて行動して行きたいと思います。
感謝
船浅 藤居昌幹




新しい日本

テーマ:伝統文化
長浜西中学校で伝統文化を学ぶ選択特別授業が始まりました。次世代を担う生徒に伝統文化を伝える貴重な時間だと思います。

日本には古くから続く沢山の伝統文化があります。中には千年以上続く伝統文化もあるのです。今日、その伝承に黄信号が点っていると皆さん思われていることと思います。その中で、西中のような試みは微かな光明が見えるのでしょうか。

この微かな光明が、はっきりと明るい兆しとなるには、超えなければならない壁があるようです。入梅と時同じくして、衆議院議員の任期満了を9月に控え、政治の舞台は選挙モードに入りました。

今回の選挙は、自民党の政権が続くのか?それとも民主党が政権を獲得できるのか?大きな関心事です。どのような結果となるのかは、有権者全員の審判が下るわけですから、ここでどうこう言うことではありません。

ただ願うことは、日本の歴史と伝統文化を踏まえた国づくりを目指す政党に政権を握って欲しいということです。

革新とか革命というと、何か新しいことに期待できそうですが、果たしてそうでしょうか?それらを目指している方々の本質をよく見極めることが、この国が正しい方向に歩んでいくことになると思います。

日本は建国以来二千年の時間が過ぎています。その間には、様々な困難も数多くありました。国家存亡の危機もあったのです。しかし、それらを乗り越えて今日がある事実、この事実はどのような要因の積み重ねによる結果なのか、それを正しく知る必要があると思います。

建国以来の国の政の中心には皇室の存在がありました。この皇室が126代に渡り連綿と続いてきた事実、この事実こそがわが国日本の国家の原動力であり、今日の文化的・経済的な繁栄につながっていると思います。

今回の国勢選挙は、このような事実を踏まえた上で、この国の歴史と伝統・文化を正しく継承して、行財政の改革を行い、官僚制度の悪弊を取り除いた政党政治を実現し、新しい日本を築いてくれる政党を選びたいものです。

自民党の保守勢力と民主党の保守勢力が合流する政界再編を期待したいと思います。
感謝
船浅 藤居昌幹

断熱工事

テーマ:伝統文化
25日から始めた上棟作業。2階屋根は瓦下地の防水工事までが終わりました。

屋根

屋根瓦の下は、ご覧の通り断熱材を敷きこんでいます。

屋根断熱
断熱材が2層になっており、下の断熱材は厚みが30mm、垂木の間の断熱材が40mm、
合わせて70mmの断熱材で、屋根裏の温度を外気の影響を最小限にします。

屋根下地
垂木の高さが60mmなので、間に入っている40mmの断熱材の上から20mmの段差が見えると思います。

屋根断熱2
垂木の上からご覧の通り野地板を張っていきますと、断熱材と野地板の間に20mmの空気が通る道ができます。

屋根壁取り合い
1階の屋根部分は、壁の断熱材を貼る準備をしないと、屋根工事を進めることができません。
このように、基礎、壁、屋根を完全な外断熱で施工するには、手間がかかります。この手間をかけた分が、後々の家の高い断熱性能につながり、優れた室内温熱環境を実現することができます。

明日以降は壁の断熱材の施工をしながら、1階屋根の工事を進めることになります。
明後日、この現場には丁稚体験で中学生がお手伝いに入る予定になっています。

この家は、大工職人が手で刻み組み立てる伝統的な工法と、すぐれた温熱環境を実現するソーラーサーキット工法を掛け合わせた、いわばハイブリッドの住宅です。

今週末以降の土日には、ご希望の方にこの現場をご案内して、国産材による木組みの美しさと外断熱・二重通気の仕組みを見ていただくことが出来ます。

6月4日に施行を控えた国土交通省が推進する「長期優良住宅」の認定基準に適応していますので、
1)資産価値の確保。
2)住宅ローン減税の優遇・・・最大600万円の所得税控除。
3)住宅ローン金利の優遇措置
4)各種保険の優遇措置
5)維持管理費の負担の軽減
などのメリットに加えて、21世紀の環境問題も考えた「住み心地のいい家」が誕生します。

いつまでも続く住み心地。それが実現可能なのは、仕上がると隠れてしまう、構造・断熱・通気の高品質で丁寧な施工に裏づけされることをご理解いただければと思います。

昔は、この断熱材を分厚い土蔵により実現していました。曳山の山蔵などがそうです。
今でも土蔵造りでつくれば最高かもしれませんが、工費と工期が現代の一般住宅の建築にはかみ合いません。
もちろん、時間を掛けて、土蔵造りを実現したい方は、それもありかも知れません。

私は伝統民家の知恵を活かした家づくりが、次世代に求められる家づくりではないかと考えています。大工職人が中心となってつくる家づくり、あらためて見つめてみていただければと思います。

健康的な暮らしができる家づくりをさせていただくことを通して、次世代を担う大工職人を育成させていただくことがわが社の使命と受け止めています。

感謝
船浅 藤居昌幹




参考資料


鯉のぼり

テーマ:伝統文化
端午の節句です。
私の子供の時代は、鯉のぼりを上げて貰って喜んでいたものです。
今はあたりを見渡しても、鯉のぼりを見ることはなくなったようです。
今年も鯉のぼりはまだ見ていません。

わが家も、鯉のぼりではなく息子の誕生のときに、妻の両親からお祝いにいただいた「鎧」屏風飾りです。

鯉のぼりを上げなくなったのは、毎日の上げ下げがたいへんだからでしょうね。
わが家の場合も、その理由で「鎧」となっています。

鯉のぼりか、五月人形か、「鎧」屏風飾りか。
大切なのは、節句をお祝いする「心」だと思います。

その日本の端午の節句は、古く奈良時代から続く行事だそうです。
端午というのは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、5月に限ったものではありませんでしたが、午(ご)と五(ご)の音が同じなので、毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったとか。

当時の日本では季節の変わり目である端午の日に、病気や災厄をさけるための行事がおこなわれていたそうで、この日に薬草摘みをしたり、蘭を入れた湯を浴びたり、菖蒲を浸した酒を飲んだりという風習があったとのこと。厄よけの菖蒲をかざり、皇族や臣下の人たちには蓬(よもぎ)などの薬草を配り、また病気や災いをもたらすとされる悪鬼を退治する意味で、馬から弓を射る儀式もおこなわれたようです。

今日のように五月五日の端午の節句に「鯉の吹流し」を立て、「武者人形(五月人形)」を 飾って男の子の前途を祝うようになったのは、徳川時代からです。徳川時代は300年近くの長い年月の間、戦争の災禍がなく、庶民が安心して生活をし、多くの伝統・文化が花開いた時代です。時代が安定して、安心・平和に暮らせる社会がどれほど大事かということを、この事実から汲み取ることができます。

端午の節句が祝えることに感謝したいと思います。

感謝
船浅 藤居昌幹


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