霊峰・伊吹山

テーマ:神仏のおかげ
皇太子殿下が湖国にお越しになり、昨日は伊吹山に登られ、今日は渡岸寺の国宝十一面観音さまを訪れられるなどされたそうです。次の126代天皇様であり、お越しいただけたこと有難く思います。

伊吹山と言えば、最近ふと気づいたことなのですが、
伊が吹く山であります。

ここで「伊」とは、伊邪那岐命(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)の伊ではないかと思うのです。

私たちの古代ご先祖さまのお話である「日本神話」では

ここに天つ神諸々の命もちて、伊邪那岐命・伊邪那美命二柱の神に「このただよえる国を修り理め固め成せ」と詔ちごちて、天沼矛をたまいして言依さしたまいき。かれ、二柱の神、天の浮橋に立たしてその沼矛を指し下ろして画きたまえば、塩こおろこおろに画き鳴して引き上げたもう時、その矛の末より垂り落つる塩、累なり積もりて島となる。これ淤能碁呂島なり。

と国生みのお話があります。

出来たばかりの日本列島に、天の世界から伊邪那岐命・伊邪那美命二柱の神が天降ってこられた場所は、「伊」が吹く山である、伊吹山ではないかと、勝手に想像しております。

長浜の隣町である彦根。

彦根の彦の語源は、日子だそうで、日の子、お日様の子、太陽の子なのだそうです。
彦根ではありませんが、近くにある多賀大社には伊邪那岐命・伊邪那美命の二柱を祀り、古くから「お多賀さん」として親しまれてきた。

「お伊勢お多賀の子でござる」と言われるように、伊邪那岐命・伊邪那美命二柱の神は、伊勢神宮の内宮に祀られている天照大御神の生み神様であります。

伊邪那岐命が左の御目を洗われたときに天照大御神が誕生され、右の御目を洗われたときに月読命が誕生され、御鼻を洗われたときに建速須佐之男命が誕生されます。

私が感じたことですが、彦根とは、彦の根っこ。

つまり、日子の根っこであり、日子の親、太陽の子の親と読むことができます。
太陽神である天照大御神の親神である、伊邪那岐命・伊邪那美命二柱の神が、彦根の近くの多賀大社で祀られていることがよく理解できます。


やはり、霊峰とも呼ばれる伊吹山や多賀大社があるこの辺りの地域は、日本の国のはじまりの中心ではなかったのかなと思うのです。

淡水である琵琶湖は、人間が生活をするにはとても豊な環境であったでしょう。想像するだけで、わくわくして来ます。


この度、皇太子殿下が伊吹山に登られ、湖北を歩まれたのは、こういう日本の神話を、私たちの古代ご祖先様の物語を、述懐されたのではないかと思う次第です。

神話の時代から真っ直ぐに続く、麗しい国柄のわが国「日本」。
本当に有難い国、いい国の国民であることを喜びたいと思います。

この喜びを家の中に伝える空間が、日本家屋の床の間でありましょうか?
近年、仏間や床の間が無い家も多くなりました。今日の様々なよくない問題が増えたことと関係が無いとは言えないと思います。

これからの家づくり。
よく考えたいと思います。
感謝
船浅 藤居昌幹

親子の絆

テーマ:あったかい家
今朝、ダイニングテーブルに置いてあった一冊の手帳が目に止まりました。
手帳の表紙には小さな文字で「就活御守り手帳」とあり、ページを開けると「就職活動を応援します!」という内容が書かれていた。リクルート社から送られて来た手帳のようです。

大学3年の娘にとって、これからが就職活動の真っ最中なのでしょうが、本人の周りは就活より婚活の友達が多く、実にのんびりしています。

娘が高校3年の時のことですが、ちょうど今頃に学校の先生と三者懇談があり、先生と娘と私たち夫婦で大学の進路について懇談したことを思い出しましたが、先生から「お父さんの考えは」と聞かれ、「私の願いは、娘がいい母親になってほしいことであり、大学受験については本人が望む進路にやらせてやりたい」と、今振り返れば、少しピントのずれた答えのような気がします。

しかし、今もその考えに変わりはなく、女性として神様からいただいた「母性」という役割を大事にして、いい母親になってほしいと願うだけであります。

今日は北朝鮮による拉致被害者の一人、横田めぐみさんの46歳の誕生日です。13歳の時に拉致されて、両親の前から姿を消すことになった横田さんご一家。子供を3人持つ親として、両親の滋さん、早紀江さんの心を思いやると、何ともやるせない気持ちで一杯です。横田さんご夫妻の後ろ姿を見ていて、特に感じることは「絆」です。親子の絆という強い糸を感じます。

なのに、今の社会は「絆」がどんどん、どんどんと弱くなっていっているような気がします。そんなことを感じるのは私だけしょうか。自分の家庭もよく見直して、「絆」を深めて行きたいと思います。

今朝、大学へ出かけていった娘を「気をつけて、いってらっしゃい」と送り出しました。毎日のごく当たり前の日常です。33年前までは、当時中学生だった横田めぐみさんとご両親の間にも、こんな風なごく当たり前の日常だった。それが、北朝鮮という国家によるテロの犠牲者となり、生活が一変してしまったことを想像すると、心がひどく痛みます。

家の新築・改築・リフォームを仕事としてお客様とお話する毎日ですが、新しくなった家で「絆」の強い家庭を築いていってほしいと、心で願いながら話させていただいております。

どうかこの世が、みんなが幸せ、幸せと、和の保たれた世界になることを強く願い、できる行動をして行こうと改めて思います。
感謝
船浅 藤居昌幹

中国・ロシアと日本

テーマ:いい国づくり
すっかりと秋らしくなり10月です。
今月はお伊勢さんで神嘗祭という、神様が今年の新穀を初めて召し上がられる祭祀があります。

日本は、太古の神話の世界から真っすぐに続く、麗しい国柄です。
そのことに、もっと誇りを持った民族として、世界で堂々と活躍したいものです。

中国から朝鮮半島、ロシアに囲まれた日本です。
世界地図では極東と呼ばれる、日出づる国家です。

明治維新により日本は近代国家としての歩みを始め、明治時代には日清戦争と日露戦争に勝利しています。
この二つの戦争に勝利したことは、国家の防衛にとどまらず、世界の有色人種に絶大なる希望をもたらしました。

今日、世界に実現している有様は、この二つの戦争に勝利したからです。

大東亜戦争に敗れて、そこからの日本の歩みは誤った方向にぶれておりますが、それも避けては通れない道でしょう。

中国漁船による海上保安庁の船への衝突事件から、中国とロシアとの関係が明治時代初頭のようです。

考えてみれば、世界200カ国ほどある国家の中で、中国、朝鮮半島、ロシアの隣が日本でなかったなら、今頃世界はどうなっていたかと思うと、身震いします。

隣国は日本でよかったのではないかと思うのです。

両国のあのような理不尽な態度にも日本だからこそ、国柄に相応しい行動がとれているのです。

それは菅政権のお陰ではありません。菅政権は話にもならず、論外です。
日本がこのようにいられるのは、太古の神話の時代から続く麗しい国柄であり、その中心には、世界で最も尊い家柄の皇室を戴いていることを、私たち日本人は感謝しなければなりません。
感謝
船浅 藤居昌幹

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