水の力

テーマ:ブログ
真夏のような残暑も台風15号の襲来を境に、すっかり涼しく暮らしやすくなりましたが、
豪雨による水害を目のあたりにすると、災禍に遭われた方々のことを心配せずには居られません。

それを言うならば、3.11と呼ばれるあの日を境に、日本は潮目が変わったというか、
潮流がかわりました。それまでの日本とはどこか違います。

巨大地震、大津波、原発からの放射能という3つの大きな災禍が同時に襲い、
大雨による土石流、山の崩壊による自然ダムなど、水の力の凄さを見せつけられた気がします。

大きな痛手を受けた日本の人々。
それでも、癒えぬ心の傷を、少しづずつ、ほんの少しずつ、

小さな喜びを感じた時に癒されながら、
小さな一歩を、ほんの小さな一歩を、

私たちの未来である子どもたちに夢と希望を託して、
私たち日本人は一致団結して、この困難を克服していけるのだと思います。

今なお、震度5という大きな余震を観測し、
一方では、東南海地震の可能性がとりだたされたり、

滋賀県でも、琵琶湖西岸帯地震の可能性が言われ、
どこか不安を感じながらの日々でもあります。

大切なことは、
日ごろからの、万が一に対する心構えと非常のために準備をしておくことでしょう。

わかっていても、なかなか出来ないのが人ですが、
今こそ、しっかりと備えをして、何があってもどんと来い、と構えておきたいものです。

実は、家の中は危険がいっぱい。
よく見渡して、何かがあったときに、身に危険が及ばないように・・・

遠いご祖先様からつながっている命です。
かけがえのない命をたいせつに守り、健康で長生きすることを心がけたいと思います。

感謝

船浅 藤居昌幹

氏神さま

テーマ:神仏のおかげ
日課になっている八幡さんへの参拝ではありますが、今朝は幼いお子さんと二人の親子の方と拝殿の前で一緒になりました。

私たちは生れて一カ月くらい過ぎると、フォーマルな着物に身を包まれて氏神様に初参りをします。これは、親の立場から考えると、神様から子供を授かったことへの感謝と立派に育てますという誓いの参拝でありましょう。また、子供自身の立場から考えると、もちろん自分の意思で参拝した訳ではありませんが、神様の子供として自覚する最初の一歩なのだと思います。

今朝、親子が参拝された姿を拝見し、幼いお子さんが小さな柏手を打って神様に礼拝する可愛い姿を見て、ほんのりと微笑ましいものを感じました。

最近は、床の間や仏間の無い家庭が多くなりました。近くに両親が住んでいる家があって、そちらには床の間や仏間があるから必要性が薄いともいえるでしょうけど、私は「床の間は神様の世界とつながる神聖な空間であり、また、仏間は遠いご先祖様と命をつながりを感じる空間であり、小さなスペースでもいいから、床の間や仏間がある家がいいのになあ」と常日頃思っています。

家は家族が仲良く暮らし、健康で幸せな人生を実現していく生活の場所です。子供たちの未来のために明るく希望に満ちた家庭でありたいものです。今朝会った、あの幼い子供さんの幸せを祈ります。
感謝

船浅 藤居昌幹

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