教育って?

テーマ:地域のこと
先週末の金曜日、長浜小学校の文化芸術祭が行われました。
平成14年に新体育館の竣工をお祝いして、京都の狂言師、茂山家の公演を行ったのが始まりです。
9回目となった今年は、3月に結成したばかりの長浜小学校合唱団によるミニミュージカルの披露でした。
29名の団員による「11匹のネコ」という題目のミニミュージカルは、29匹のネコとなってステージをかけめぐりながら可愛らしくて、きれいな歌声を披露してくれました。

子どもたちの活躍する姿に、感動を覚えた方は多かったと思います。子どもたちの未来が楽しみです。

その長浜小学校が創立されたのは明治4年9月9日。
明治政府が学令を発布したのは明治5年のことですので、当時の長浜町衆の先を見た気概が彷彿と感じられます。創立の理念、DNAは今も受け継がれ、未来永劫続いて行くことでしょう!長浜とはそういう地域だと感じます。

一方で、県立高校の統廃合問題が問われています。というか、県の教育行政の一方的な主張に基づく悪政であり、看過してはならないと思います。こんなことでいいのでしょうか?

県の財政事情が第一の理由だそうですが、教育はお金だけで図れることではなく、大局的な視点が必要なことは明らかなことです。

湖北の教育水準の高さを維持していくためにも、我々が世論を喚起して、教育という大事な問題を正面から考え、湖北に相応しい高校のあり方で帰着できればと、切に願います。
感謝
船浅 藤居昌幹

母校に帰って

テーマ:いい国づくり
先日、長浜北高等学校の創立百周年の新聞や情報誌の記事を読んで、公立高校の統廃合が検討される中、改めて学校がつながっていくことの重要性を認識し、同校の更なる発展を心からお祈りしたいと思います。

私は地元の高校ではなく、長浜西中学校卒業後は、岐阜県瑞浪市にある麗澤瑞浪高等学校に進学しました。当時は、男女共学の全寮制でしたので、3年間の寮生活という貴重な経験は、その後の人生のたいへん役に立っている。私の子供も、長女はこの学校を卒業し、長男が高校3年生で在学中でお世話になり、寮生活を送っています。

麗澤瑞浪中学、高等学校のホームページです。

その母校は昭和35年に開校され、今年は50周年に当る年で、昨日はキャンパスにおいて1500人の卒業生が参加しての大同窓会が行われました。

記念式典では、記念講演としてテレビでお馴染みのコメンテーターの金美麗氏の講演でした。とても素晴らしい講演で、「みなさんお帰りなさい!HOME COMING」 という挨拶で始まりました。母校に帰るということ、屏風山の山麓に広がる43万坪のキャンパスは、寮生活をした多くの卒業生にとっては第二の故郷でもあります。

金氏の講演は、記念式典会場の入口に揚々と掲揚された二本の大きな日の丸に迎えられたことがとても嬉しかった。日本という国家を誇りに思っている皆さんのお気持ちがとてもよく伝わってきます、というお話から

最初の話は、今の日本は誰も責任を取ろうとしない、でありました。

今回、台風が接近し、金曜日の時点では土曜日の東京から名古屋への新幹線の移動はややもすると不可となる可能性があったことは容易に推定できます。

そこで、金氏は金曜日の内に名古屋に移動するスケジュールに急遽変更され、万難を排してわが母校での講演に臨んでいただいたのです。

この話のとき、金氏は、私が台風のために東京から名古屋に移動できず、講演に行けませんと言ったら、皆さんは納得されますか?と。台風が来なかったら講演に行けたのに、台風のせいで講演に行けないのだから、私には責任はありません。といったら、どうでしょう。

万難を排して講演に来ることが私の責任なのです。ですから、金曜日中に名古屋に入っておいて、今日瑞浪に来たのです。これは、私の危機管理のレベルの問題です、とお話されました。

この話は、尖閣問題をはじめ、すべての政策における民主党政権の無責任さを話すための、導入として話されたものです。民主党政権が発足して以来、鳩山政権、菅政権と、日本国家のリーダーとして、何一つ責任を背負おうとしなかったではありませんか。

ところが、そういう考えを持つ人は、今の日本では少数でしかありません。それが民主党政権発足につながっています。民主主義の国家である以上、多数が流れを決めて行きます。

昨年の政権交代劇はマスコミに煽られたと言う方がおられますが、誰に何と言われようと、投票する政党、候補者は自分の責任の範囲で決めるのではないでしょうか?

しかし、このままの流れでは、わが国の先行きは心配です。尖閣諸島も中国に占領しかねません。その中国動ききに呼応するかのように、ロシアは北方領土での動きを活発化させています。これで、基地問題がこじれて在日米軍が弱体化し、自衛隊も本来の国防軍にならなかったならば、北方からのロシアと南方からの中国に挟み撃ちに攻め込まれ、明治時代は日清戦争と日露戦争をそれぞれ別々に戦って勝利しましたが、今度は両国を相手に防衛戦争をしなければならなくなるかも知れません。

恐ろしい話ではありますが、現実にありうる話であることを認識する必要がある。それくらい、今の政権は無責任だということです。

日本全国の各都市に、核廃絶宣言都市とか、平和宣言都市という看板がよく見られます。市役所の敷地によく見えるように大きな看板が掲げられている都市も沢山あります。

そのように宣言して、核廃絶が実現して、平和が実現するのでしょうか?金氏は、決してそのようなことはあり得ないとおっしゃっていましたし、私もそう思います。

今、大事なことは、少数ではあるけれど、正しいことを考え行動する人を増やして、組織にして多数にしていくことなのではないかと思います。

金氏は一年前に帰化して日本国籍を取得しておられます。金氏の母国である台湾のかつて日本が統治していた50年間のことをお話されました。もちろん、自国の領土が他国に占領されたり、統治されたり、植民地にされることは、国民にとってNoを突きつけたい。それは当然のことです。

そのお話の上で、物事には光の部分と陰の部分の両方が必ずあります。台湾が日本に統治されていた時代にも光が当る部分と陰の部分の両方がありました。明らかに言えることは、光の部分が陰の部分に比べで遥かに多く、日本に統治されたことは、結果として、台湾にとってはよかったと言えると思います。

とおっしゃり、日本は本当にいい国であり、日本人は自国の誇りを持ち、元気を出して欲しいと結ばれたのです。

私は台湾出身の金氏の話に、その通りと思いましたが、日本人の中からそういう声が大きくなっていかないことが残念でなりません。

日本という国家が滅亡しないために、声を上げて行かなければと強く感じた次第です。
感謝
船浅 藤居昌幹


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