家族
テーマ:あったかい家
2011/10/23 14:00
すっかり個人主義に染まってしまった感があるわが国日本。このままでいいのでしょうか?
3.11東日本大震災で日本人の絆の深さが、メディアを通して世界の人々の心に届き感動を呼びました。日本人の素晴らしい民族性です。いざという時に団結する力であり、心の深いところで同じ日本人としてつながっているということなのでしょう。
ところが、私たちの身のまわりの平穏な社会を見渡してみますと、意外にそうじゃないことが多いのに驚きます。メディアから流れる大きな事件はともかくとして、身近なところで、家族がばらばらで家庭が崩壊しているということが多いのです。
その背景には、学校教育を通して染みついている個人主義とダーウィンの進化論があります。両方とも根っこは同じなのです。
日本は個人主義の時代です。公の利益よりも個人の利益が優先という思想です。言い換えるならば、
家であれば、家族のことよりも自分の事を主張して曲げません。少しのわがままならともかく、人生の大事なことも同様な人が多いのです。その結果が、今日の家庭のあり様であると思います。
それは、私たちの未来である子どもたちに大きく影響しています。
三つ子の魂百まで。
みなさん、よくご存知の言葉です。お母さんの胎内から始まり、この世に生れて3歳までの間に、その子の人格の基礎がほぼ出来上がります。この3歳までの間に、それだけお母さんの愛情を受けているか、つまりお母さんと子どもの深い信頼関係が結ばれたか、絆が結ばれたかによって、子どもの人格は大きく変わります。
理想はお母さんがしっかり抱っこをして赤ちゃんを育てること、こうしていつもお母さんに抱っこされて育った子どもはお母さんとの信頼関係、人間関係が強い絆で結ばれます。子どもにとって最初の人間関係となるお母さんとしっかりと心で結ばれていれば、成長するにつれて拡がっていく人間関係を上手につくっていくことができるのです。ここが子育ての一番大事な基本的なことなのです。
しかしながら今の時代、共働き家庭が多く理想通りにはいかないでしょう。むしろ、乳児の時から保育園に預けて働いているお母さんの方が多いとも言えるでしょう。
では、どうすればいいのか?
お母さん、一日仕事をして、職場の人間関係もあったりで、仕事を終えて家に帰ったらへとへとですよね。それはよくわかります。でも、子どもも同じなんです。朝お母さんと離れて、保育士さんに育ててもらって、子どもたちはお母さん以上にへとへとなんです。ただ、まだ言葉が話せないから、言えないだけなんです。その子どもの心を分かってあげてほしい。理解してあげてほしいんです。
いろいろ事情があると思います。でも、よ~く考えてみてください。その事情って誰がつくったのでしょうか。子どもがつくったのでしょうか。違いますよね。私もそうですが、子どもを育てる環境って、親がつくったんですよね。
そこをよく理解してほしいなって思います。
子どもが一番頼りにしているお母さん。たいへんでしょうけど、仕事を終えて家に帰ったら、まず赤ちゃんを思いきり抱っこしてあげて欲しいと思います。お母さんの汗のにおいも、赤ちゃんにとってはいい匂いなんです。仕事で汚れた服でも、赤ちゃんにとっては汚くないんです。赤ちゃんはお母さんに胸に抱っこしてほしいだけなんです。
赤ちゃんはそんなお母さんを癒してくれます。お母さんの胸に抱かれた赤ちゃんの目、頼りにしているお母さんを見つめる目が癒してくれます。
昔は、子はかすがいと言いました。
夫婦の仲が悪くなっても、子どもがいるから思いとどまって仲直りすることを言います。でも今は少し違うようですね。個人主義の時代だから、自分が一番大事で、自分の人生を第一に考えるから簡単に離婚してしまう。家族を大事という考えが根本にあるならば、仲が悪くなっても、家族が一つになることが一番大事であり、子どもたちのためにも我慢できることは我慢して相手のいいところを見つめるようにして仲を取り持っていく。そんなことが大切なのだと思います。
家族みんなが仲良く暮らす家。そんな家庭環境に、子どもたちが喜び楽しく生きて行ける環境にしていきたいものです。
感謝
船浅 藤居
3.11東日本大震災で日本人の絆の深さが、メディアを通して世界の人々の心に届き感動を呼びました。日本人の素晴らしい民族性です。いざという時に団結する力であり、心の深いところで同じ日本人としてつながっているということなのでしょう。
ところが、私たちの身のまわりの平穏な社会を見渡してみますと、意外にそうじゃないことが多いのに驚きます。メディアから流れる大きな事件はともかくとして、身近なところで、家族がばらばらで家庭が崩壊しているということが多いのです。
その背景には、学校教育を通して染みついている個人主義とダーウィンの進化論があります。両方とも根っこは同じなのです。
日本は個人主義の時代です。公の利益よりも個人の利益が優先という思想です。言い換えるならば、
家であれば、家族のことよりも自分の事を主張して曲げません。少しのわがままならともかく、人生の大事なことも同様な人が多いのです。その結果が、今日の家庭のあり様であると思います。
それは、私たちの未来である子どもたちに大きく影響しています。
三つ子の魂百まで。
みなさん、よくご存知の言葉です。お母さんの胎内から始まり、この世に生れて3歳までの間に、その子の人格の基礎がほぼ出来上がります。この3歳までの間に、それだけお母さんの愛情を受けているか、つまりお母さんと子どもの深い信頼関係が結ばれたか、絆が結ばれたかによって、子どもの人格は大きく変わります。
理想はお母さんがしっかり抱っこをして赤ちゃんを育てること、こうしていつもお母さんに抱っこされて育った子どもはお母さんとの信頼関係、人間関係が強い絆で結ばれます。子どもにとって最初の人間関係となるお母さんとしっかりと心で結ばれていれば、成長するにつれて拡がっていく人間関係を上手につくっていくことができるのです。ここが子育ての一番大事な基本的なことなのです。
しかしながら今の時代、共働き家庭が多く理想通りにはいかないでしょう。むしろ、乳児の時から保育園に預けて働いているお母さんの方が多いとも言えるでしょう。
では、どうすればいいのか?
お母さん、一日仕事をして、職場の人間関係もあったりで、仕事を終えて家に帰ったらへとへとですよね。それはよくわかります。でも、子どもも同じなんです。朝お母さんと離れて、保育士さんに育ててもらって、子どもたちはお母さん以上にへとへとなんです。ただ、まだ言葉が話せないから、言えないだけなんです。その子どもの心を分かってあげてほしい。理解してあげてほしいんです。
いろいろ事情があると思います。でも、よ~く考えてみてください。その事情って誰がつくったのでしょうか。子どもがつくったのでしょうか。違いますよね。私もそうですが、子どもを育てる環境って、親がつくったんですよね。
そこをよく理解してほしいなって思います。
子どもが一番頼りにしているお母さん。たいへんでしょうけど、仕事を終えて家に帰ったら、まず赤ちゃんを思いきり抱っこしてあげて欲しいと思います。お母さんの汗のにおいも、赤ちゃんにとってはいい匂いなんです。仕事で汚れた服でも、赤ちゃんにとっては汚くないんです。赤ちゃんはお母さんに胸に抱っこしてほしいだけなんです。
赤ちゃんはそんなお母さんを癒してくれます。お母さんの胸に抱かれた赤ちゃんの目、頼りにしているお母さんを見つめる目が癒してくれます。
昔は、子はかすがいと言いました。
夫婦の仲が悪くなっても、子どもがいるから思いとどまって仲直りすることを言います。でも今は少し違うようですね。個人主義の時代だから、自分が一番大事で、自分の人生を第一に考えるから簡単に離婚してしまう。家族を大事という考えが根本にあるならば、仲が悪くなっても、家族が一つになることが一番大事であり、子どもたちのためにも我慢できることは我慢して相手のいいところを見つめるようにして仲を取り持っていく。そんなことが大切なのだと思います。
家族みんなが仲良く暮らす家。そんな家庭環境に、子どもたちが喜び楽しく生きて行ける環境にしていきたいものです。
感謝
船浅 藤居
油彩画展のご案内
テーマ:あんな話、こんな話
2011/10/14 18:00
本日、10月14日より、石原忠興油彩画展を開催しています。
場所は、弊社のショウルームにあるギャラリー湧水です。
石原氏は、4年前の秋に東京から長浜市に引っ越して来られた音楽大学の先生です。
油彩画は趣味で楽しんでおられますが、なかなか味のある油彩画を書かれます。
喧騒とした東京の都会暮らしから、
大自然が豊かで文化の薫りの高い長浜市を終の棲家に選ばれ、
大自然や観音様など、湖北での生活を満喫しておられます。
今回のテーマは「湖北の四季・千手観音」です。
秋色伊吹山眺望(30号)
千手観音像(12号)
会期は、今日から10月24日(月曜日)までで、入場無料。
午前11時から午後5時までご覧いただけます。
(但し、水曜休館となりますのでご注意を!)
アクセスは、長浜駅前通りから、黒壁の前の道「北国街道」を真直ぐに南へ来てください。
緩い左カーブになっている十一川の橋を超えたら、すぐ右手になります。
湖北の皆様、油彩画の景色で新しい湖北の魅力を発見してください。
感謝
船浅 藤居昌幹
場所は、弊社のショウルームにあるギャラリー湧水です。
石原氏は、4年前の秋に東京から長浜市に引っ越して来られた音楽大学の先生です。
油彩画は趣味で楽しんでおられますが、なかなか味のある油彩画を書かれます。
喧騒とした東京の都会暮らしから、
大自然が豊かで文化の薫りの高い長浜市を終の棲家に選ばれ、
大自然や観音様など、湖北での生活を満喫しておられます。
今回のテーマは「湖北の四季・千手観音」です。
秋色伊吹山眺望(30号)
千手観音像(12号)
会期は、今日から10月24日(月曜日)までで、入場無料。
午前11時から午後5時までご覧いただけます。
(但し、水曜休館となりますのでご注意を!)
アクセスは、長浜駅前通りから、黒壁の前の道「北国街道」を真直ぐに南へ来てください。
緩い左カーブになっている十一川の橋を超えたら、すぐ右手になります。
湖北の皆様、油彩画の景色で新しい湖北の魅力を発見してください。
感謝
船浅 藤居昌幹
神様のお迎え
テーマ:神仏のおかげ
2011/10/13 19:20
今日の未明、午前2時30分に自宅を出発して、土山町大河原にある若宮神社の神事に行ってきました。
10月は島根の出雲大社に、日本の八百万の神様が集まられる月ですが、
今日、出雲から帰ってこられるのをお迎えするという神事です。
千葉に住む妹から、この神社のことを聞いて、お参りさせていただいています。
この神社の神主様は大河原区の住民の方が一年交代で順番に努めておられ、
その一年間は仕事を休んで神主を務めておられます。
午前4時半頃から始まった神事でしたが、静まり返った山中の神社であり、
神秘で神々しく、心新たにさせていただきました。
皆さんの家に神様は祭祀されておられることと思いますが、
家のあり方、考え方が変わり、家族主義から個人主義が根底になってしまった現代ですから、
そうでない家もあると思います。
日本人という民族は、遠く昔から、大自然そのものの恵みに感謝し、畏敬の念をいただいて、
大自然そのものを神様と捉えてきた民族です。八百万の神とは、そういう意味もあります。
私どもの会社は、健康住宅をつくらせていただいておりますが、
人が健康に暮らして行くには、家という建物を、どんな工法で、どんなふうにつくるのかはとても大事です。
特に、寝室をどんな仕上げにするかは重要なポイントです。
また、毎日の食生活に十分気を配ることも大事です。
それはそうなのですが、
根本的に大事なことは、精神的なこと、つまり心だと思うのです。
私は、家にはきちんと神棚をつくり、毎日祭祀をさせていただくこと。
いい家庭づくりに、根本的に大事なことだとだと思っています。
感謝
船浅 藤居昌幹
10月は島根の出雲大社に、日本の八百万の神様が集まられる月ですが、
今日、出雲から帰ってこられるのをお迎えするという神事です。
千葉に住む妹から、この神社のことを聞いて、お参りさせていただいています。
この神社の神主様は大河原区の住民の方が一年交代で順番に努めておられ、
その一年間は仕事を休んで神主を務めておられます。
午前4時半頃から始まった神事でしたが、静まり返った山中の神社であり、
神秘で神々しく、心新たにさせていただきました。
皆さんの家に神様は祭祀されておられることと思いますが、
家のあり方、考え方が変わり、家族主義から個人主義が根底になってしまった現代ですから、
そうでない家もあると思います。
日本人という民族は、遠く昔から、大自然そのものの恵みに感謝し、畏敬の念をいただいて、
大自然そのものを神様と捉えてきた民族です。八百万の神とは、そういう意味もあります。
私どもの会社は、健康住宅をつくらせていただいておりますが、
人が健康に暮らして行くには、家という建物を、どんな工法で、どんなふうにつくるのかはとても大事です。
特に、寝室をどんな仕上げにするかは重要なポイントです。
また、毎日の食生活に十分気を配ることも大事です。
それはそうなのですが、
根本的に大事なことは、精神的なこと、つまり心だと思うのです。
私は、家にはきちんと神棚をつくり、毎日祭祀をさせていただくこと。
いい家庭づくりに、根本的に大事なことだとだと思っています。
感謝
船浅 藤居昌幹
神無月
テーマ:神仏のおかげ
2011/10/01 22:45
今日から10月です。日本列島の八百万の神様は出雲にお集まりになり、わいわいと会議をされる月です。
今年は想像を超える自然災害が続いた日本です。
どうか神様。お守りいただきたいと、ただ祈るばかりであります。
厳しい暑さの長い夏でしたが、暑さ寒さも彼岸までと、先人の言葉どおりです。
昨日の報道番組だったと思いますが、東北地方の太平洋沿岸で、
千年以上古い石碑が残っていて、今回の津波の到達はその石碑より太平洋側のあたりだったとか。
その石碑には津波のことが書かれていて、これより山側に住むことを奨励しているそうです。
大事だな・・・ 先人の言葉や言い伝えって、と改めて思いました。
その日本の国は、神代の時代からまっすぐに続いている麗しい国柄の国家です。
神様に守っていただけるように、みんなが助け合って生きていける理想の国にしていきたいものです。
感謝
船浅 藤居昌幹
今年は想像を超える自然災害が続いた日本です。
どうか神様。お守りいただきたいと、ただ祈るばかりであります。
厳しい暑さの長い夏でしたが、暑さ寒さも彼岸までと、先人の言葉どおりです。
昨日の報道番組だったと思いますが、東北地方の太平洋沿岸で、
千年以上古い石碑が残っていて、今回の津波の到達はその石碑より太平洋側のあたりだったとか。
その石碑には津波のことが書かれていて、これより山側に住むことを奨励しているそうです。
大事だな・・・ 先人の言葉や言い伝えって、と改めて思いました。
その日本の国は、神代の時代からまっすぐに続いている麗しい国柄の国家です。
神様に守っていただけるように、みんなが助け合って生きていける理想の国にしていきたいものです。
感謝
船浅 藤居昌幹