昭和の日

テーマ:いい国づくり
昭和の日は、近代の日本人にとって特別な日。私が言うまでもなく、あの大東亜戦争を戦い、敗戦、復興、経済繁栄の時代であるからです。

戦後という言葉は、昭和時代が終わって、平成の御世となっても使い続けられてきました。66年も経過して、いつまで戦後なのかと思う方も多くおられると思います。

今年、2011年はあの大東亜戦争の開戦の1941年からちょうど70年目。お正月より、そのことが言われるようになり、戦後ではなく、開戦からの年数を数えることで、混迷している政治から脱却できるのではと思っていた矢先の3月11日に、東日本大震災が発生し、大津波、原発事故が相まって、未曽有の災禍をもたらしました。

長浜にも、地震の被災地から避難してこられた家族がおられ、私の子供が通う長浜小学校には5世帯7名の子供さんが福島県から転校してこられました。あたたかい心、慈愛の心で思いやり、その子供たちをそっと見守り、慣れない長浜での生活に馴染めるように心づかいをしていきたいと思うところであります。

ちょうど一年前の今日は東京でした。大手町のサンケイホールで、故出雲井晶先生の「神話伝承の集い」が開催されたので、先生から案内をいただいていたので、友人10人と一緒に参加しました。その日は、集いが終わった後、靖国神社に参拝して国難に果敢に立ち向かい、日本を救ってくださった英霊に感謝の誠を捧げました。

残念ながら、故出雲井先生は、その半月後の5月16日に急逝されました。84歳であられましたが、まだまだ元気なお姿でしたし、日本神話の伝承に強い決意を持っておられましたので、本当に驚きでした。

故出雲井先生が、最後に出版された本がこちらの本です。

神話の本

1冊税込500円で、とてもお買い求めしやすくなっています。

神話cd

このように、故出雲井先生の語りが収録されたCDも付いていて、とてもお値打ちな本です。先生の語りは、とっても朗らかでやわらかい心になることができます。

故出雲井先生は、この本が日本の全世帯に行きわたるまで、私は神話伝承の活動を続けたいと力強くおっしゃっていたことを、印象深く記憶しています。

神話伝承の活動は、先生の遺志を継ぐ人たちによって受け継がれ、今日も東京都内で神話伝承の会が開かれます。

私も微力ではありますが、私どものギャラリー湧水において神話伝承コーナーを設けるとともに、6月からは長浜において「日本神話に学ぶ会」を開催します。そして、この本が先生の遺志の通り、日本の全世帯に行きわたるまで頑張りたいと願っています。

日本神話の心

こちらの本は、日本神話を学び、理解したい方にわかりやすい本です。是非、お手にとってご覧ください。


いずれの本も、どこでも買うことが出来ますし、わからなければ、昨年秋にオープンしたギャラリー・ガラムカールで販売しています。

家庭において、古代ご祖先様から語り継がれて来た日本神話を学び、子供へと語り継いでいくことは、とても大事なことです。東日本大震災という日本は国難に直面していますが、これは本来の日本人の心に回帰し、取り戻すチャンスだと思います。

日本の神話は、世界人類の真の平和実現につながる、子孫へと語り伝え語り伝えしなければならない、私たち一人一人の古代ど先祖様のお話しなのです。決して、遠いどこかのお話ではありません。あなた様のご先祖様のお話なのであります。

感謝
船浅 藤居昌幹

あたたかい心で

テーマ:あったかい家
長浜小学校も新しい年度が始まり二週間が経過しました。新学期早々、長浜は曳山祭り一色で迎えますので、今週からがいよいよ本番といった感じです。

そんな新学期早々に、地震・大津波・原発災害の関係で長浜にも、引っ越して来られた家族がおられます。長浜小学校にも3人の児童が家族と一緒に引っ越してきて、転校して来ました。後3人の児童が転校してこられるそうで、その他にも5月初旬までに、もう少し増えるかも知れないということでした。長浜小学校に限らず、市内のいくつかの学校にも同様の児童がおられることと思います。

新聞などの報道を見ていると、そうした被災地から引っ越しして来られた方への偏見、風評があるとか。一体どういうことなのかと、疑わざるを得ません。何も特別なことはなくても、普通でいいと思いますが、あたたかい心でお迎えしたいと思うのです。

日本という国家の本来の姿は、「国民みんなが大家族のように仲良く暮らす」という国民性です。東日本大震災後の日本人の行動を見て、世界中から素晴らしいとの声がたくさん届きました。そのよき国民性を発揮して、被災地から長浜に引っ越して来られた方に対して、あたたかい心で、あたたかい手を、そっと差し伸べさせていただきたいと思います。

滋賀県は、全国の中でも恵まれた地形、自然環境です。有り難い地域に私たちは住まわせていただいております。このことに感謝しつつ、みんなが仲良く、幸せになれるような地域、マチにして行かなければなりません。

長浜小学校の本年度のPTA会長中村氏のスローガンは「つながり」です。
あたたかい心でつながる地域にして行きたいと思います。
感謝

船浅 藤居昌幹

湖北の写真展

テーマ:ブログ
湖岸から眺める、西の山に隠れる夕日は格別です。湖北の雄大な景色を眺めていると、ふと古代にタイムスリップするような感覚になることがあります。


浅井三姉妹の「江~姫たちの戦国」のドラマが始まって3か月。その間に、東日本大震災が発生して、日本列島は大きく変化しています。

先週より、弊社の「ギャラリー湧水」において、写真展を開催しています。
作品の写真家は、滋賀県米原市在住の松居直和さん。

一級建築士で地元ゼネコンに勤務していらっしゃった松居さんは、建築家ヴォーリスの美しい建築に魅せられて、写真の世界に入られたそうです。


今回は、浅井三姉妹に因んで、魅力いっぱいの湖北の風景を題材にした写真展となっています。

松居氏写真展


3月11日に発生した東日本大震災の惨状を見ますと、大自然の恵みと表裏一体で、大自然の脅威があることを思い知らされました。

日本列島は岩清水があり、どこの地方に行っても水が無い地方はありません。このような国土を全土に持つ国家は世界でも稀な存在です。地震の活動期に入ったと言われ始めましたが、元々日本列島は、地震列島と呼んでも間違いがないくらい、繰り返し地震が起きて来た国土です。

プレートの境界にある深い海溝と、全国に散在する火山は、正にその象徴でもあります。

古来より、私たちの先祖は、この大自然の恵みによる大きな恩恵に感謝しながら生活し、時に起きる大自然の厳しい脅威という現実を受けいれながら、子孫にいろいろなことを伝えて来ました。そうして、今を生きる私たちが居ます。


琵琶湖を貯え、山々に囲まれた湖北の風景は、世界で一番きれいな風景ではないかと思うことがよくあります。それだけ恵まれた土地に私たちは生活をしているということなのでしょうか。写真を鑑賞しながら、有り難いわが身を感謝するとともに、いつ起きるかわからない大自然の脅威への備えをしっかりとしておかなければと思います。

今朝の産経新聞で、宮城県石巻市の大川小学校のことを改めて知りました。あの日の津波で、全校児童108名の内、74名もの子供さんが亡くなられたか行方不明だそうです。心が痛みます。東日本の方々に心を向けると、犠牲になられた方々のご冥福を祈り、被災された方々の一日も早い復興を祈ります。そして、自分に出来ること、小さなことでも実践して行きます。
感謝

船浅 藤居昌幹

大切な価値観

テーマ:あんな話、こんな話
4月2日に曳山交替式も終わり、いよいよ今日から裸参り、長浜曳山祭です。

とは言え、今年は日本が大きな国難に直面している真只中の執行となるので、総当番さんはじめ、出番各山組さんには何かと大変であろうかと思います。でも、このような中であっても、神事として粛々と祭礼が執行されることは大事なことであり、天候に恵まれて皆様が健康であられることを心からお祈りしております。

まさか、このような春になろうとは・・・、心が痛むとともに、そんなことが巡る日々であります。

静かにしていても、ことはカイゼンして行きません。
お祭りは粛々という文言のなかにも、賑やかに、晴れやかに執行して欲しいと思います。
何より、長浜曳山祭の醍醐味は、子供役者による本歌舞伎にも勝るような「歌舞伎」です。
子供さんの見事な演技には、涙も笑いも拍手も喝采です。

秀吉の時代を起源に、江戸時代に今日の祭りに育った、長浜曳山祭。

この真剣な姿こそ、未来の日本につないでいく大事な姿であり、
つないでいく大切な価値観の本質ではなかろうかと、思います。

そういう気持ちで、今年のお祭りを見守りたいと思います。
感謝

船浅 藤居昌幹

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