湧水

４月も今日でおしまいですね。今日は、初夏を思わせるような陽気でした。
やっぱり、あったかいのは、あったかい＾＾

さて、昨年より再生工事をしていた古民家がほぼ完成しました。
新築されてから230年、途中昭和7年に移築を行われ、今日の大規模な再生工事を経て、微力ながら再生ほ果たすことが出来ました。

竣工の運びとなり、ホッとするやら・・・、無事に引渡しとなって、やれやれと言った所でしょうか？
施主様も、ホッとしておられることと思います。
ご家族のお幸せを心から祈りたいと思います。

いいもの大切に！

感謝
船浅社長　藤居昌幹

今日は祝日で「昭和の日」です。
平成も数えて20年になりますから、若い世代の人たちには、昭和時代とか昭和天皇のことは身近には実感がないかもしれません。
私は昭和35年生まれなので、28歳までの青年時代はどっぷりと昭和時代を生きていました。

なぜ「昭和の日」なのかは、そうです、今日は昭和天皇のお誕生日だからです。私の青年時代までは、4月29日は天皇誕生日でした。

私たちは、平和な社会にどっぷりと浸って生きています。とても幸せでいい時代だと思いますし、このような時代がず～っと続いていくことを願う一人です。でも、一方で現代社会が抱えている課題は数多くあります。

温暖化という人類の生存を脅かす環境問題。親子間の殺人など、倫理道徳の根幹を考えなければななないような社会問題、などなど・・・

今日、敢えて考えておきたいことは、昭和20年の大東亜戦争終結のときのことです。
この年、昭和天皇による終戦の際のご聖断と、ラジオを通して直接に終戦を国民に語られた昭和20年8月15日の玉音放送により、大東亜戦争は終戦しました。
その後、アメリカが代表する連合国により占領が始まり、同年9月27日に昭和天皇が当時の日本占領連合国最高司令官のマッカーサー元帥が初めて会見をしたときに、昭和天皇はこう話されました。

「私は、国民が戦争遂行にあたって、政治、軍事両面で行った全ての決定と行動に対する、全責任を負うものとして、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためにおたずねした。」

世界中で、戦争に負けた国の元首は、その後、戦勝国に命乞いをして亡命するか、若しくは、国民に惨殺されるかのどちらかなのです。
しかし、昭和天皇はそのどちらでもなく、「自らの命と皇室の全財産を引き換えに、日本民族を救って欲しい」とおっしゃったのです。

　　参考＞http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist4_5_6.htm

実は、この昭和20年というのは、大変な大不作の年で、お米がまったく足りなかった年でした。
日本の歴代天皇は、初代天皇の神武天皇以来、日本を稔り豊かな稲穂の国にすることとしてこられました。
昭和天皇は、不作でお米が足りなくなり、国民の多くが餓えることを、強く心配されていたのです。

こうした昭和天皇とマッカーサー元帥の会見の後、日本に緊急の食料援助が連合国占領軍により行なわれ、大変な食料事情に変わりなかったものの、多くの餓死者が出ることは防げたということです。

少し長くなってしまいましたが、
私はこのような天皇陛下を象徴として戴いている国の国民であることを誇りに思っています。

ここのブログのブルベリーさんを初め、お米作りに努力してくださっている方には、心から感謝したいと思います。

昭和の日にあたり、心新たに・・・、そして日々新たに。

感謝
船浅社長　藤居昌幹

今日の午後は、京都市の北部に位置する、北山杉の産地に丸太を見に行ってきました。
整然と手入れの行き届いた山は美しく見事なものです。いつも行くたびに、その美しさに感動を覚えます。

今日は、その京都の北山へ、２階の吹き抜けリビングに使う、自然木の丸太の段取りに行ってまいりました。
訪問先は中西林業様で、豊富な在庫を持っておられ、安心してお付き合いがさせていただける林業家であり、材木屋さんです＾＾


この写真は、吹き抜けリビングの手摺に使う自然木であり、このアールの曲がりを行かした造作を考えて行きます。みなさん、見事でしょう！この曲がり・・・。自然の成せる技は、こんな素敵な一本の木を育ててくれます。
これぞ、大自然の恵みと感謝しています。
人工的に曲がった手摺を作ることも、そんなに難しいわけではありません。というより、必要なアールの曲がった手摺をつくることが出来ます。
でも、私は自然が創造してくれたものに優るモノはないと・・・常々思っています。
この手摺丸太が、吹き抜けリビングで＾こだま＾する家族の明るい声を見守ってくれることでしょう!!
今日も一日、有難い一日でした。
感謝
船浅社長　藤居昌幹

ＧＷの入口ですが、明日から新しい週の始まりです。
何事も、始まりが勝負です。年の始まり、月の始まり、週の始まり。そして、一日の始まり・・・。
いい一日は、朝一番で決まると言ってもいいと思う。
さわやかな「オハヨウ」の挨拶で始まる一日は、とても気持ちがいい。
朝、大切なことから始めて、片付けてから他のことをすると、妙に事が捗ったりするものです。

始まりが気持ちいいと、「元気」が引き出されてきます！
それは、いい仕事！そして、いい人生への確かな一歩であると思います。

感謝
船浅　藤居昌幹

今日は「４方よし」を話題にします。

「３方よし」は、近江商人の経営哲学として、社会に広く知られています。
相手によし、世間によし、その結果として自分（会社ならば自社）によし、意であることは・・・一応確認です。
今月の私の祖父の法事のときに、お参りいただいた＾ごえんさん＾のお話の話題が「４方よし」でした。
「３方よし」の３に一つ加えて４になって、４方よしなのですが、相手と世間と自分（自社）以外のもう一つは？？？

お話では、その一つは神仏でした。
近江商人は、４方よしだったそうです。考え方の中心には、常に神仏への感謝の念があったとのこと。

私は、なるほど＾＾っと、ポンと相づちを打ちました。

私たちは、大自然の働き（神仏）により生かされている存在・・・

なれば、その大自然より受けている恩恵に感謝して、相手によし、世間によし、その結果として自分（自社）にいい結果が享受できる。

しかと受止めて参りたいと思った次第です。
感謝

船浅社長　藤居昌幹