アスナロという木

テーマ:森林と家
石川県の能登半島に多数分布しているアスナロという木があります。

この木は、耐久性・耐候性が高くとても腐りにくい木です、住宅では土台や床材などに使います。能登では造作材としても使われます。

アスナロの床材の上で昼寝をしていると蚊に刺されないそうです。(私に経験はありませんが・・・、地元の方のお話しです。)

独特の香りを持ち、香りですから人により好みはあります。

昨日は、能登の穴水の木材市に行き、アスナロの原木の買い付けに立会いました。


穴水木材市

原木アスナロ


競りで買うことができた原木は、能登半島の富来町にある津田製材所さんで製材してもらい、乾燥・仕上加工をして、長浜へ持ち帰ったり、全国へ出荷したりして、健康住宅の造作建材として供給させていただいております。

製品としては

構造材として、土台、大引、柱、外装下地材など。
造作材として、外装仕上材、内装仕上材、床材など。

皆さんに使って頂きやすいように、必要な数量で発送しています。
一例を上げますと、浴室につながる洗面脱衣室などの床・壁・天井材として、FAXやメールでいただいた図面に合わせて必要枚数だけ現場にお届けしますから、現場で発生する端材がほとんど出ません。


私たちの健康にカビやダニは大きな影響を及ぼします。
特に浴室や洗面脱衣室は湿気が多く、カビやダニの温床です。

そのような部屋にアスナロなどの良質な健康建材を使うことは大切です。

ご参考までに

感謝

船浅 藤居

健康住宅普及協会の理事になりました。

テーマ:あったかい家
木の家フナアサホームは「健康住宅普及協会」(健普協)に所属しています。

     健康住宅普及協会のホームページ



先月末の29日(金曜日)に総会がありました。すべての議事が承認されて、新年度の取り組みを決めた後、会員の研修がありました。


健普協では、名実ともの健康住宅の実現のために、
家に潜んでる人の健康を阻害する要因を分析して、その真実を知るために学んでいます。

総会では、健普協の理事長でもある

中部大学教授の医学博士、須藤千春先生による講義がありました。

テーマは「最新の建築生態学からみた健康住宅」でした。


アトピー患者


ダニの種類

現代病のひとつである、アレルギー疾患増加の要因の一つは
カビとダニの存在です。


木の家フナアサホームは

断熱材の種類と施工する位置、サッシは樹脂か木製を標準とするなど

健康住宅づくりのために細部にわたるまで心を配っています。



健康住宅普及協会の理事として選任され、ますます忙しくなっていきそうです。



私どもの一番大切なのは自分たちの家づくりです。

今日もあなたのためだけに頑張ってまいります。

感謝

船浅 藤居







スカイツリーに学ぶ

テーマ:あったかい家

東京スカイツリーに学ぶ

スカイツリー
東京スカイツリーのグランドオープン 2012.5.22

隅田川沿い海抜5m以下にそびえる東京スカイツリー。

その東京スカイツリーでの雨水や地熱利用の地中の仕掛けは

巨大な貯水槽にあり。


スカイツリー地下
東京スカイツリーの貯水槽 2012.5.25

25メートルプール17杯分の蓄熱槽にためる水は7000トンにも達する。

夏季には5度の冷水を造り、

夜間余剰電力を活用して冬季には48度の温水にして保つ。

一年中の昼間の施設の冷暖房に活用する仕組みです。

現代科学の粋を生かした

地中地盤を保温材として活かし、

基底部コンクリート基盤構造から

防水性能と耐震性能と蓄熱性能の三大効果を引く出し、

地中熱利用で

省エネ性能にフルに発揮させた

未来型の建造物。

東京ツリータワーにも実証されつつあります。

基礎外断熱工法は夏対策と冬対策に優れており、

地中建造物は小規模な地下室利用でも

ヒートポンプ活用の空調にも活かされ、

ますますの技術革新が設備業界にもたされつつあります。



アイヌ住居「チセ」に活かされた住まいの地中熱とその季節的変動

水道や冷蔵庫のなき時代、多くの家で当たり前に「井戸」がありました。

冷蔵庫が普及するまで夏にはスイカや野菜を浮かべて冷やして頂きました。

地下水冷蔵
湧水や地下水・井戸水の利用2012.5.25

● 施設の冷房設備のピーク時電力使用量がほぼ半減させる
 節電対策の先導型。
 昼間の消費電力を抑えることができるので
 電力消費がピークを迎えることで節電が出来できます。

● 水7000トンは23万人の1日分をまかなう量です。
 ライフラインの飲料水とトイレ排水を確保し、
 災害時は生活用水や消防用水として提供する地域防災計画。

● 開発規模が大きく、2011.3.11震災後の省エネ型と節約型の
 地産地消・自産自消の住まい方を見越した
 街開発型の模範的地域開発設計。

● 雨水地下貯水槽に因る制震性能や
 木造の塔構造の耐震性能をヒントにした
 水利用排熱再利用の計画設計。


森林浴
柱を育む山と水と空気を知る2012.5.28

木造住宅にはご存知のとおり、

人間でいえば「骨格の骨」にあたる山の木柱があり、

自然の力と現代科学の融合が自然が育む

木と人の生命の共存の場を展開しています。。


基礎外断熱工法の採用で地中熱を利用した家をつくり、

地域のコミュニティービルダーの住まいづくりを付加価値展開を図ります。 


温度シュミレーション
基礎外断熱の夏のシミュレーション 2012.5.25

夏、外気温35℃以上で、

南側の犬走りは陽射しを浴びて45℃に達します。

基礎外断熱工法では基礎内側表面は27℃台と15℃以上も低下し

屋内床下温度は26℃まで下がります。

このとき家屋の断熱性能が適切であれば

1階居室は28℃台に留まります。

基礎外断熱温度分布

まさしく、大地の恵み/地中熱を利用する基礎外断熱工法は、

システム換気や省エネ冷暖房機器

さらに太陽光発電システムと相まって

我慢しての住まい方ではなく、

変動激しい日本の気候風土において

毎年快適で健やかな暮らし方を可能にし、

安全に愛着を持って過ごせる住まいをご提供致します。


感謝
船浅 藤居

 

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