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平和について

テーマ:いい国づくり
神無月も今日でおしまい。神嘗祭などで忙しかった八百万の神様方も、明日からは通常に戻られます。
10月は解散風がそよそよと吹いていましたが、神風にはならず吹き止むようですね。
解散の時期はともかく、来秋までには必ず総選挙はあるわけです。

そこで、今日は「国と平和について」少し考えてみたいと思います。

国内にいるとわかりませんが、外国に滞在すると、海外諸国では健全なこととされている、国旗には敬意を払い、国歌を歌うときは起立して大きな声で歌うということが、日本ではタブーとされています。これはなぜなのでしょう。

冷静に海外諸国を見聞し、これらの国々の歴史、そして日本の歴史を正しく知ったとき、

日本では毎年8月になると、「平和とは日本にとって、あるいは世界にとって最も大切なものである」というメッセージがNHKを中心として繰り返し語られます。この発想は諸外国とは異なります。

大規模な戦争はないものの、今なお世界各地での紛争は後を絶ちませんが、それは独立や自由がない民族が存在するからです。独立や自由がなければ、それを得るために平和を犠牲にしてでも戦う、決意し、戦闘を実行する人がこの世界には存在するのです。

平和とは何かという疑問について、単に戦争がない状態が平和だとすれば、植民地として他国に支配されていても、平和は平和です。国内で公正な統治が行われず、多くの人が幸福になれない状態であっても、戦争さえなければ、平和ということになると思います。

それでもいいのでしょうか。「奴隷の平和」「不公平の平和」でもいいのでしょうか。このような疑問について諸外国からは「平和を一時的に犠牲にしても戦わなければならない」という答えが返るでしょう。この点が日本とは大きく違うことだと思います。

日本の平和主義の特徴を二つあげます。
①外部からどのような攻撃、どのような威圧に対しても一切抵抗しなければ、平和が守られる。という消極的平和主義。
②社会主義、共産主義を支持する勢力によって、平和運動が政治手段に使われたこと。国内で核兵器を削減せよと叫ぶ声は、不思議なことに日本を守ってくれるはずの米国にしかぶつけれれず、日本の反核運動は、長年、ソ連、ロシアに対してほほとんど抗議をしていまん。中国に対しても同様です。いわゆる日本の平和運動は、政治的に偏向した意図があって進められてきた実態を、否定できるでしょうか。

平和を守るために、国際社会の概念は「抑止」と「均衡」です。
戦争を始めなければならなくなったとき、その当時国はいったい何を考えてこれを決めるでしょうか。
「戦争そのものが好き」という人も国もないと思います。戦争とは、外交政策の最終手段として戦う、というのが現実の戦争ではないでしょうか。

軍事力とは、実際に使わなくても、これを見せることによって相手を威嚇し、屈服させるという効用があります。つまり、戦争を防ぎ、平和を保つ方法として、国際社会では、潜在敵国がこちらと戦争することによって想定されるマイナスを大きく見せているわけです。

「抑止」とは、もし攻めてくれば、あなた方は勝つかもしれないけれど、あなた方も非常に大きなマイナスを負いますよ、という意思を示しておくことです。

一方、「均衡」とは、バランスを取っておくことです。長く続いた冷戦において、米国とソ連はおそらく相手を何度も滅ぼせるくらいの核兵器を持って対決してきましたが、一回も軍事力の衝突は起こしませんでした。これは、こちらが攻撃を仕掛ければ自分もやられてしまう、という一種の均衡が保たれていたからです。この均衡を破って一方が軍事力を大幅に削減してしまうと、平和が崩れ、戦争が起きやすい状態になります。

このように「抑止」と「均衡」こそが平和も守る、と私は思っています。

私たち日本人は、国旗と国歌に敬意を払うという問題から、今一度「国」のありようを考え、
日本国民も指導者も世界の現実の姿を見て、安全保障の面でもう少し現実的な対応を取り、
日本を普通の民主主義国家にしていきたいものです。

日本人は外国と比べれば比べるほど、すばらしい特徴がたくさんあります。
①世界の主要なホテルの支配人に「どの国の旅行者がいちばんよいか」という調査をしたところ、圧倒的に日本人が最もマナーがよく、最も好ましいという記事が出ていました。
②みずからをきちんと律して、相手を思いやるという資質も、諸外国に広く知れ渡っています。

日本人が持つ資質、日本の国、日本の社会が保ってきた伝統や歴史は、現代の国際基準からしても誇れるものだと思います。

今日の朝刊に、北朝鮮から「拉致問題の再調査はしない」との通告を中国を介して通知してきたとありました。拉致被害者の救出に向けて、新しい対話のルートを探るとのことです。

ちょっと、言いすぎかもしれませんが、日本海に自衛艦隊を派遣して、「拉致被害者を帰しなさい」と北朝鮮に圧力をかける位の自衛力を発揮してこそ、普通の民主国家ではないかと思います。

国民を守ろうとする、それぐらいの気概が独立国家として必要ではないかと思う次第です。

感謝
船浅社長 藤居昌幹

素直な人

テーマ:ブログ
なかなか「素直な心」の持ち主に成れない自分があります。

「素直な心」とは、目の前で起きるできごとに好悪の感情をはさまず、あるがままに受け入れられる状態のことをいうそうです。そして、その心の状態から、自然と正しい行動を起こすことのできる人が、「素直な人」。

経営の神様といわれた松下幸之助氏は、「素直さとは、雨が降れば傘をさすようなもの」と、簡明に説いておられます。
「雨が降るのに傘をささないと、濡れて風邪をひいたりする。雨が降ってきたら、おのずと傘をさせばよい。自然の流れに無理なく従うことだ」と、断言されています。

素直になる秘訣は、自分の心を見つめ、自分のこだわりを知ることから始まるそうです。
自分自身を知る、それは自分の運命を自覚して受け容れること学んでいます。
運命を自覚できると、成長への原動力となり、大きく成長していくようです。

感謝
船浅 藤居昌幹



食と健康

テーマ:ブログ
我が家は平成2年に長女を授かりました。娘が1歳になった頃からアトピー性の皮膚炎と喘息のような咳が出始め、普通にお医者さんに診てもらい診療を受けていました。2歳のときに症状がひどくなったことがあり、2回長浜病院に入院したのです。このあたりで、アトピーと言われるものの本質が分かり初め、普通にお医者さんに診てもらって、薬を服用しても、それだけでは完治していかないことに気づいたのです。

そこで、始めたことは食生活のカイゼン。当時は、今のように自然食品といっても容易に情報が入ってきませんでしたが、私が広く情報収集をし、妻と二人で分析して、妻が実践してくれました。
玄米が持っている、自然治癒力を高める力を知ったのもこの時でした。

野菜などは元より、家の畑か知り合いからいただくものがほとんどでしたので、
それ以外の食材について、調味料を含め、お菓子、飲み物など、とにかく気を配りました。
お陰で、娘の症状も5歳ごろには、ほぼ治まりました。

その後、平成4年に長男を授かりました。彼もアトピの症状がひどかったのですが、3歳ごろにほぼ完治しました。

平成12年に次男を授かっていますが、彼の体質は姉や兄の体質とは違い、アトピーなどの症状は全くなく元気に育ってくれました。

食生活のカイゼンを始めて17年が経ちましたが、そのお陰で、子供だけでなく私たち夫婦もその恩恵を受けていると思います。

昨今、食の安全が問われています。これはやはり、行政、つまり農林水産省の取り組みに問題があるのではと思うのです。お米や畜産などの農業政策も、日本の農業衰退に拍車をかけたでしょうし、食糧自給にも影を落としています。地下水の汚染がついに食品に影響を及ぼしましたが、これらの問題すべてが、根っこの部分で繋がって起きていることです。

ただ、どんなことでもそうだと思いますが、責任を他に求めることはいかがかと思っています。
食の安全のことにしても、私や妻の考え方の如何により、家族の健康に関わってきます。

もしあの時、娘が普通にお医者さんだけに通っていたら、違った結果になっていたと思います。
17年を振り返り、食べることは生きる源であり、健康を左右し、命にもかかわることを実感しています。
今では、いい食材を手に入れることは容易になっています。


私の命は、祖先から受け継いだ大いなる「いのち」の賜物。
その「いのち」が喜んでいただけることになったのかと、述懐しています。

感謝
船浅 藤居昌幹



大きな和

テーマ:ブログ
今朝子供が、「父さん、今日は雨はどうかな?」って聞かれたので、昨日の天気予報を思い出しつつ、「今日は降らないけど、一応カッパは持っていったら」といって、その後会社に出社しました。玄関をでると、なんと小雨がぱらついているでは、ありませんか?実に、いい加減な父親の一言だなって、朝から反省・・・。

米国発の金融危機からはや一ヶ月が過ぎましたね。昨日は東証株価がバブル崩壊後最安値をつけたと報道されていた。金融危機と市場の混乱は一体どのように推移していくのでしょうか。

今の危機と混乱の原因は、経済を動かしている人々の心。
儲けたい、利益を上げたい、などの欲望は追求すればきりが無い。今回のように危ない目にあって、ようやく目が覚めるということでしょう。

日本は「大和」とも言われます。大きな和、はるか千数百年も前から受け継いでいる、和やかで、和らいだこの心を私たちは持ち続けたいものです。

そのような心の人たちが集まる集団(組織)は、自然と和やかな雰囲気となり、ひとつの目標に向かってお互いの力を合わせていこうとするものです。平和な家庭や職場、そして国をつくっていく唯一の方法ではないかと思います。

これからは、食料危機、環境危機などが顕在化してくるでしょう。そういう時こそ、大和の心が生きてくると思います。

日本発 大和心で 人類が平和に!

感謝
船浅社長 藤居昌幹

食べ物を大切に

テーマ:あったかい家
古民家再生をテーマにしたテレビ番組を垣間見ました。
話を聞いていて、過疎地にある古民家の良さが、地元の人には身近にありすぎて分かっていない。だから、外部の者がその良さを発掘して、活用していけばいいということを、取り組んでいる人たちや家を紹介しながら、おおむね番組は進められた。

私もこれまでに、古民家を改修する工事などに携わったことがありますし、社会ストックとして、社会資本として、いい建物をしっかりと残していく取り組みは大切で、より積極的に活用することはいいことだと思います。

しかし、何かそれだけでいいものかと、ふと考え込んでしまう。

先週、対馬のことを書かせていただいたが、対馬を初め、滋賀県ならば余呉町などで過疎の深刻な問題を抱えている。人々が便利で豊な生活を求めて生きて行こうとする姿、都市や町で住みたいと思うことは、ある意味で当然のことと思います。では、対馬や余呉町のようなところは一体どうなるのか。

私たちが生きていくのに、もっとも必要なことは「食」のはず。
なのに、田畑はどんどん減り、休耕田の多いこと。
山々は手入れがされず、荒れたところが多く、動物が食べる木の実すら不足する有様。
山が荒れると、やがては琵琶湖や海の魚の成育など、海産物に影響があるとのこと。
日本は少子高齢化だが、地球規模では人口は爆発的に増える傾向にある。
聞くところによると、農水省の官僚による農業政策の怠慢が元で、農業生産者が悲鳴をあげる採算割れが現実。努力や創意工夫が足りないと言われればそれまでだが、普通にお米をつくり、普通に牛などの家畜を育て、普通に農業を営んでも生活できないとは、日本の農業は、第一次産業は一体どうなってしまったのか・・・と思う。

ここ数年、食にまつわる問題が顕著になって、次から次へとマスコミの話題になっています。最新記事は、ハムを製造する際に使う地下水の水質問題である。地下水を問うならば、私たちの住んでいる湖北の地下水は大丈夫なのかとも思ってしまう。

地球温暖化の進行による自然環境の変化で、食にまつわる問題はますます顕著となるでしょう。
明確に言えば、スーパーの陳列棚に食料品がなくなるという、深刻な食糧危機が訪れるまでにそう時間がかからないのではないという見方をする人もおられるとのこと。

そのとき、私たちが慌てなくてもいいように、
本末をわきまえて行動し、備えておく必要があるのではないでしょうか。

真の古民家再生とは、過疎地においって若者が定着して生活しようと思える、経済政策、地域振興政策の裏づけなくして、あり得ないと思うのです。

来るべき危機のとき、食に困らない人間関係をつくっておくこと。田畑を大切にし、食べるものを大切にいただくこと。この人としての基本を自分自身にしっかりと植え付けて、子供や孫につないで行きたいと思います。

感謝
船浅社長 藤居昌幹
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